デジタルトランスフォーメーションの7つの事例をこちらの記事で紹介しています

複業って実際どうなの?複業のメリット・デメリットや適性を考える

複業って実際どうなの?複業のメリット・デメリットや適性を考える

【元ネタ】みんなどうやって複業してる?本業があっても無理なく働ける「複業スケジュール」
https://gentosha-go.com/articles/-/52539

上記は、2023/7/12にYahoo!ニュースにて掲載されていた記事です。
弊社代表 じゅんさんとともに、複業のメリットやデメリット、複業への適性などについて考えていきます。
(office Rootスタッフ)

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複業のメリット・デメリットを解説

複業のメリットとは?

スタッフ)
複業への注目度は年々高まってきています。複業のメリットについて、じゅんさんはどのようにお考えですか?

じゅん)
複業のメリットは収入の柱が分散できることですね。特にフリーランスの場合は生活費のことを考えなくてはいけないので、これが一番のメリットです。

サラリーマンの場合は、安定した収入がありつつ複業をするという形になるので、自分のやっている仕事とは違うジャンルのことができて世界を広げられるという点がメリットだと思います。

例えばエンジニアをやっていると、システム開発などで運送業界や福祉業界に関わることはあっても、実際その業界で行われている仕事を体験することはほぼありません。複業をすることで「こういう風に仕事をしているんだ」と知ることができれば、世界が広がりますよね。

複業のデメリットとは?

スタッフ)
複業のデメリットについてはいかがでしょうか?

じゅん)
複業のデメリットは、それぞれの仕事に力が分散してしまうので「やりきれるかどうか」という難しさがあるところです。お客さんにとってはその人が複業しているかどうかは関係なく、やるべきことをやってもらわないといけません。仕事に優劣をつけるのではなく、どの仕事も「優」でないといけない、生半可な気持ちではできないというところが難しさだと考えています。

できる人は「複業をしているから対応できない」とは言わず、どうにか調整をしたり、代替案を出したり、自分が原因で仕事に影響が出ることがないように動きます。それがうまくできないと、フリーランスだと契約が続かないこともあります。

私としては、今挙げたような難しさがあっても複業を両立できるのであれば、どんどん複業をしてもらって構わないと思っています。

場合によっては、例えば週2稼動でもいいから対応をお願いしたいというような案件もあります。ただその場合は、先方がすでにその人の実力を知っている状態であったり、「自分は週2の稼動でも成果を出せる!」ということを示せる根拠があったりといったことが前提です。office Rootの場合は、応募者の方との面談での質問を通してそのあたりを確認しています。

複業への適性って?大切なのは頭を切り替えること

スタッフ)
複業を始めるかどうか悩んでいる方も多いのではと思います。複業に向いているのはどういった人でしょうか?

複業に向いている人はどんな人?

じゅん)
複業に向いているのは、何か作業をしている時に他のことを考えるといったような、マルチタスクが苦にならない人だと思います。他には、頭の切り替え方を知っている人ですね。よく、「オンオフを切り替える」と言われますが、オンとオフって気持ち一つですぐ切り替えられるものでもないので、切り替えるための方法を自分なりに持っている人が複業に向いていると思います。

実は、私自身は一つのことに集中したいタイプなので複業に向いていないと思っています。なので、「記録する」というシステムを作ることでそこをカバーしています。次に何から着手すべきかという点を記録しておくことで、今やっていることに集中できるという感じです。

頭の切り替えに活用できるのは「メモ」!

私はメモを活用することで頭を切り替えています。業務の最中に、「この話題、次のブログに書きたいな」というテーマを思いついたとしたら、それをメモに書き留めておくようにして、実際にブログを書くのはその業務が終わった後などまた別のタイミングにしています。

私の場合、まだスマホも普及していなくノートパソコンも重い製品しかなかったような時代は、紙のシステム手帳を毎日持ち歩いて使っていました。仕事のアイデアや後で考えなくてはならないこと、帰りに買っていくもの、支払いの予定まで、色々なことを書いてました。

例えば、引っ越した後、電気料金の初回振込を1ヶ月後までにやらなくてはいけないとなった場合、それは明日やらなくてもいいけど1か月後だと忘れちゃいますよね。そういう場合は、2週間後の日付のところに「支払い」と書いておく。そうすると、2週間後までそのことは忘れておくことができます。メモをすることで忘れることができるというイメージです。メモを取る意義や具体的なメモの方法は、以下の記事に詳しくまとめていますので参考にしてください。

他には、「一次返信」も大事です。自分が何かの業務をしている時に、別件について連絡があったとします。そういう時はまず一次返信として、用件を確認したりいつまでにお返事しますということを相手に伝えたりします。最終的な返事はその場でしないようにすることで、まずは今の業務に集中しています。

悩むのは「できる」から

複業を始めるか悩んでいるという点で言えば、ある意味では悩んでいる時点で複業ができるという状況なのではないでしょうか。例えば、乗らなきゃいけない電車の発車時刻の30分前に目が覚めたとしたら間に合うかどうか悩みますが、発車2分前に起きたら悩む間もなく「無理!」と思うじゃないですか。これは2分前じゃもう絶対間に合わないことがわかっているからですよね。

あるいは、収入を増やす必要性に迫られている人や、本業や今担当している案件をこれ以上膨らませることができないという人の場合も、悩む間もなく複業をしていると思います。

いずれにしても、できるかできないか悩んでいるということは、「できる可能性がある」ということですね。

複業だけでなく、1本の仕事を膨らませるのも一つの手

スタッフ)
複業にあたって気を付けるべきポイントはありますか?

じゅん)
先ほどの複業への適性の話にもつながる部分ですが、頭を切り替える方法を知っておくことは重要なポイントだと考えます。他には、複業に限らず「1本の仕事を膨らませる」という方法を考えてみるのも一つの手です。

収入を増やしたり世界を広げたりということをしたい場合、今の本業の中でお金を増やす方法を考えたり、世界を広げられるようなことを会社にかけ合ってみたりといったこともできます。フリーランスであれば、一つのお客様や取引先との間で、もっとできることを提案したりという方法もありますよね。

複業に限らず収入を増やす方法や世界を広げる方法はあるので、自分に合った方法を考えてみてください。

本日の提案|メリット・デメリットを知って複業とうまく付き合う!自分なりの頭の切り替え方を知ろう

複業には、収入を増やしたり自分の世界を広げたりといった大きなメリットがある一方、複数の仕事をやりきるという難しさもあることがわかりました。その難しさや自分の適性も含め、複業との付き合い方や本業で何か工夫ができないかなどを考えてみてはいかがでしょうか。

スタッフとしては、いつもマルチタスクに対応している印象のあるじゅんさんが、自身を複業に向いていないタイプと考えていたことはとても意外でした。自分の特性を理解した上で、メモを活用する仕組みを作ることで対応しているという点はとても納得したポイントです。

複業をする際は、ぜひ皆さんも自分なりの切り替え方を見つけてみてくださいね。

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