デジタルトランスフォーメーションの7つの事例をこちらの記事で紹介しています

50歳以上のエンジニアに送る!あなたに仕事がない理由

50歳以上のエンジニアに送る!あなたに仕事がない理由

御社のCIO代行 じゅんです。

私は、普段「CIO代行」というサービスで企業の情報システム部の支援を行うほか、業務委託のパートナーの方々と多くのプロジェクトに参画しています。

突然ですが、50代のエンジニアと聞くとどんなイメージを持ちますか?
「もう仕事なんてそうそう振られないでしょう」なんてネガティブに考えている人もいらっしゃるでしょう。「本当に仕事がないんだよ……」と切実な50代エンジニアさんもいらっしゃるかもしれません。

しかし弊社の中心的なメンバーとなっているのは50歳以上のエンジニアさんたちで、中には60代でもエンジニアとして現役でバリバリ働いている人もいらっしゃいます。

しかも彼らは、大手企業のプロジェクトの第一線で活躍している人ばかり。1つのプロジェクトが終わっても、すぐに次のプロジェクトから声がかかるくらい有能な方が多いのです。

ですが、誰もかれもがそうというわけではありません。

では、どういうエンジニアなら企業から選ばれるのか?
逆に、どんなエンジニアは企業から声がかからないのか? 

私の経験上から得た知見である、ということを前提に、ここではお話ししてみたいと思います。

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高齢だから仕事がないと思っていませんか?50歳以上のあなたに仕事がない理由

本題に入る前に、いったいなぜあなたには仕事がないのでしょうか?
私は20歳で社会人になってから15年以上エンジニア業界に身をおいていますが、年齢を重ねて仕事を失ってしまう方たちも少なからず見てきました。そうした方たちは、次の3つの特徴を持っています。

1. 話が上から目線な人
2. プライベートの会話を優先してしまう人
3. 会話のキャッチボールができない人(話が長い、ダラダラしゃべる)

1. 話が上から目線な人

みなさんの周りにもいらっしゃいませんか?
どんな話をしても、「自分の場合は~」といって優位性を話に入れてくる方……。


また、こちらは求めてもいないのに「あなたの場合はこうした方がいい」とアドバイスをしてくる方。こうした話の調子では、相手は話を続けるのをためらってしまうでしょう。

上から目線の人たちのほとんどは、本人は上から目線で話しているつもりは無く、「普通に話せます」「対等な立場で話しています」といいます。つまり、無自覚なのです。

長年の経験や実績で確かに素晴らしいスキルをもっているのかもしれません。自身に満ち溢れているのかもしれません。しかし、相手にはそれが「上から目線で話す人」と伝わっている場合があるのです。

2. プライベートの会話を優先してしまう人

「ゴルフでこんなスコアを出した」
「世界を〇カ国周ったことがある」
「◯◯の料理を食べたことある?」
「**のお酒じゃないと飲めないなぁ」

など、仕事よりプライベートの会話をしがちな人も結構いらっしゃいますよね。

仕事上の仲間だからといって、決して仕事の話だけをしなければいけない、とは思いません。
しかし、自分の日常生活やプライベートの会話が仕事の話より前に来る人は、「無駄話が多い人」と思われてしまうでしょう。

世の中の物事をたくさん知っていること、貴重な経験をしていること、は確かに素晴らしいことです。ですが、仕事上で関わる場合、「仕事がデキるのが前提」となります。

そして、プライベートの話を優先してしまう人は、相手との距離感、会話すべき内容の優先順位を付けることができていません。つまり仕事がデキない人なのです。

3. 会話のキャッチボールができない人(話が長い、ダラダラしゃべる)

あらためて私が言うまでもないことですが、やはり会話にはリズムがあり、キャッチボールのように相手と自分の会話を自然にやりとりすることが暗黙のルールでもあります。
にも関わらず、自分の話を一方的にしてしまったり、だらだらととりとめもなく話すのは好まれません。
会話量のコントロールができない人もまた、遠ざけられる傾向にあると考えています。

今度会話しているときに相手の顔を見てみましょう。

悩んでいるような顔をしている場合は、
話が長い人は、「話がわからないからかなぁ」と思い、余計に補足情報をダラダラと話してしまいます。
この場合の多くは、「わからない」からではなく、「話長いなぁ」と思っている場合がほとんです。

企業からスカウトされ続けるための、2つのスキル

一緒にプロジェクトに入っている他社の若手エンジニアの方たちの中には、弊社の中心メンバーさんたちをよく知っている人もいて、
「50代でもバリバリ仕事ができるなんてすごいですね」
「どうやったらそうなれるのでしょうか?」という質問をたびたび受けます。

冒頭にもお伝えしたように、誰しもそうなれるわけではありません。
私が思うに、50代以降でも第一線で活躍するためには、重要なポイントが2つあります。

1. ドキュメンテーション能力が優れている

まずひとつが、「ドキュメンテーション能力が優れている」という点です。
プロジェクトがスタートすると、じつに多くの「書類」を作成することになります。
要件定義書のほか「1万件のデータ分析をしたあと、こんな提案が考えられる」という提案書、さらには現状調査報告書など、さまざまなドキュメントが存在します。

また、リモートワークが主流になった現在では、チャットでやり取りをする場合も多いでしょう。
この「自分の言いたいことを文字にして伝える」のも、ひとつのドキュメンテーション能力です。

「ドキュメンテーション能力」を分解してみると、
「状況を正しく把握する」「課題や問題点をきちんと認識する」という【論理的思考】と、
「それらを正しい日本語で伝える」「わかりやすく伝える」という【国語力】の2つが必要であることがわかります。
これらがそろってはじめて「ドキュメンテーション能力がある」といえるのです。

「エンジニアにこんな力が本当に必要なの?」と思う人もいらっしゃるかもしれません。

しかし、エンジニアとして「仕事ができる」というのは、何もプログラミングができることだけを指すのではありません。文章を書く、資料をつくるといったオフィススキルを持ち、「プロジェクトを成功に導く」ことが重要なのです。

ではなぜ、私がそこまでドキュメンテーション能力が重要だと伝えるのか。
それは、「大きなプロジェクトになると、関係者が増えること」に答えが隠されています。

数人で動かすプロジェクトであれば、極端な話ですが、何かあれば対面などでコミュニケーションを取ればいいのですから、そこまでドキュメンテーション能力がなくても大きな問題にはなりません。

しかし、大きなプロジェクトで関わる人数が増えると、細かな確認がどうしても増えます。
しかし、その解決を対面やオンライン会議だけではかろうとすると、時間がかかるなど非常に非効率な状況になります。


そのため、「この課題に対してはこのドキュメントを見てください」「この事象に関する資料はこのリンクにあります」という風にわかりやすくまとめることができれば、プロジェクトははるかに効率的に進行するでしょう。ドキュメンテーションのスキルを侮ってはいけないのです…!

なおこのドキュメンテーション能力は、「経験が長くなれば自然と身につく」わけではありません。
なぜなら、年齢を重ねていくと、「部下に仕事を任せるため」自身で手を動かさなくなるからです。
自ら積極的に身に付けようと努力する必要があります。

さて、みなさんは提案書や報告書といったドキュメントを正しく書けていますでしょうか?
そのためにきちんとExcelやWord、チャットツールなどを使いこなせていますでしょうか?
ぜひ今一度、ご自身のスキルを見直していただけたら幸いです。

2. 素直である

2つ目は「素直である」ということです。
1つ目とは全く違うスキルですが、とにかくこの「素直さ」は、本当に大事なことです。
「素直さ」をより具体的に言うと「自分の欠点や間違いを指摘されたときにそれを認められること」だと私は考えます。

例えば、仕事上のレスポンスが遅くコミュニケーションが滞っている場合、どうしてもそれを指摘せざるを得ないシーンがあります。
その際、「わかりました、すぐ直します」と言えるのか、
あるいは「いやそれは忙しくてチャットが見れなかったからで……」と言い訳してしまうのかによって、相手が抱く印象はまるで違います。

なぜこれほどまでに「素直さ」が大事なのか?


その理由はじつにシンプルで、だんだん「声をかけられなくなるから」です。

「声」というのは主に注意や指摘です。
とくに年齢が上がれば上がるほど経験もスキルも増え、普段から怒られたり、指摘されたりする場面は少なくなっていきます。

50代ともなればそれは顕著でしょう。
しかも、企業の社員であればまだ人から指摘を受ける機会はあるかもしれませんが、フリーランスともなれば、そういった機会はますます減少します。

指摘されるどころか、もし指摘に値するような出来事があれば
「あなたはもう次のプロジェクトからはこなくていいです」と言われることもあるでしょう。
このようにはっきり言われれば、まだミスや間違いに気づく場面はありますが、取引先の皆さまは”大人”です。
「十分活躍いただいたので、あとは自社だけで進行できそうです!」
「〇〇さんのおかげで助かりました!」などと言われて、契約終了となるケースはじつは多いです。

素直な態度をとらないばかりに、そういった大きなデメリットを受ける場合があるのです。

素直になることは、決して難しいことではありません。
これは私の持論ですが、

「考え方は1日では変わらないが、テクニックはやる気さえあれば一晩で身に付けられる」のです。

つまり、自分の考えを変える前に「行動」を変えれば、自然と考え方も変わっていく、のです。

そのために私がみなさんにおすすめしているのが、「指摘される練習」をすることです。

といっても、仕事仲間とはやりにくいと思いますので、ご家族や親しい友人に「日頃気になることを遠慮せずどんどん言って!」とお願いして指摘をしてもらってください。

「お父さん、何か物の言い方がきついよ」
「もっと相手の気持ちになって考えてみたら?」

など指摘を受けたら、たとえ「そうじゃない」と思っても反論するのでなくいったん「そういうところもあるんだ!」と口に出して言ってみましょう。「自分って周りからこんな風に見えてるんだ」という気づきを自分自身にインプットするのです。

最初のうちはスムーズに受け入れられないかもしれませんが、
この練習を続けていくと、受け入れることに慣れていきます。仕事上で何か指摘されてもだんだんと余裕を持って受けとめられるようになるはずです。ぜひご参考にしていただけたら幸いです。

経歴書に書いてあるあなたの肩書は全く見られていない

前項では、50代以降も活躍できるエンジニアに必要なスキルを2つご紹介しました。
しかし、企業に選ばれるエンジニアになるためには、それに加えて持っておくべき「実力」も当然重要になってきます。
では、ここでいう「実力」とはいったい何なのでしょうか? 具体的に解説していきたいと思います。

しばしば「実力」と勘違いされてしまうのが、「役職・肩書」です。

「○○会社の代表をしています」
「CTOをしてきました」
「◯◯会社(大企業)の統括***部長の経験があります」

弊社の面談では、このようにお話ししてくださる方が多くいらっしゃいます。
たしかにその経歴は、事実として存在しているのでしょう。

しかし、あえて厳しいことを言わせていただければ、企業側と知りたいのはそうした肩書きや役職ではありません。
「だからどんなことをしてきたのですか?」
という「あなたが行ってきたこと」を知りたいのです。

「○○というプロジェクトで、プレイングマネージャーをやっていました」
というのはわかります。では実際にどんなことをしていたのでしょうか。

「プロジェクト責任者」として、進行管理していたのは部下だったのでしょうか。
ドキュメントをつくるのは、他の人だったのでしょうか。

もしそうであれば、残念ながら「実力がある」とはみなされません。
厳しすぎると思われるかもしれませんが、それは本当に使えるエンジニアに求められている「資質」ではないのです。

見ているのはあなたの本当の実力

では、いったいどんなことが「実力」としてカウントされるのでしょうか。
前述した2つのスキルとあわせて、次の3つもポイントになります。

1. ニーズのくみ取り力があるか

1つ目は「ニーズのくみ取り力」です。
「相手が自分に対してどんなことを求めているか」あるいは「お客様が本当に言いたいことは何なのか」をくみとる力です。

例えば弊社では、面談前にヒアリングフォームを提出してもらうのですが、「意図がわかりません」「何を書けばよいかわかりません」という方がたまにいらっしゃいます。
しかし、これではニーズのくみ取り力が著しく欠けている、と言わざるを得ません。

例えば、「*****?」という質問があったときに、何十年も社会を見てきた方であれば、
”協業パートナーの登録で、打ち合わせ前の初対面の場”という前提を踏まえた上で、この質問をすることで相手が何を求めているかがわかるはずなのです。

にもかかわらず「意図がわかりません」と回答してしまう時点で、「私には実力がありません」と言っているようなものです。ちなみにですが、このような方に限って「コンサルをやりたいです」という方が一定数います。

しかし私はその場で回答します。「あなたにコンサルは無理です」

何でもかんでもお客様から「困っていること」や「何を知りたいか?」を聞いてから答えているようでは、いつまで経ってもコンサルタントになることはできないからです。

2. 仮説思考力があるか

2つ目は、「仮説思考力があるか」です。
1つ目のポイントと連動するのですが、
資料やヒアリングした内容から自分なりに仮説を立て、それに沿ってプロジェクトを進めていく。
そこで得られた結果と仮説に相違があれば軌道修正して、また仮説を立てていく……。

エンジニアはこのいわば「仮説思考力」を自分で組み立てて行く必要があります。この力もまた、重要なポイントです。

情報収集してから、ヒアリングをしてから仕事を始めているようでは、いつまで経っても仕事は進みません。また、何十年も仕事をしてきているのであれば、仕事の回し方、企業の動き方、組織のパターンなどある程度仮説を立てられるはずです。

それができないのであれば、何十年も仕事をしてきた強みはどこにあるのでしょうか?

3. 仕組み化する力があるか

3つ目は「仕組み化する力があるか」です。

あなたもちょっと考えてみてください。

50人のマネジメントをする際、チームビルディングや方向性のズレを修正するときにどのような行動をとりますか?

さまざまな答えがあるかと思いますが、その中で

「1on1をします」
「定期的に全員とコミュニケーションをとります」
「ある程度の人数を集めて話す機会をもうけます」
という方がいます。

こういった回答をしてきた方に私はさらに質問をします。

「あなたは、1時間 * 50人 = 50時間を何回費やすのですか?」
「50人のミーティングを1時間したときに、50時間に対する効果をあなたは出せますか?」

すると、多くの方は答えに詰まってしまうのです。
これは、「仕組み化する」という思考が抜け落ちてしまっているからです。

もし、仕組み化が考えられているのであれば、
(プロジェクトメンバーは文字が読めて、理解できる前提にはなりますが)
まずは、文章や資料なりで全体像、今後の方向性、お願いしたいこと、などをまとめて共有します。
つぎに、それらをメンバーに自分なりに読解し、理解をしてもらいます。
その上で疑問や質問があれば、ここで初めて、士気を高めるために集まったり、みんなで会話したりします。

50人の1時間を奪うのではなく、極力少ない時間でズレを修正する、仕組み化する能力が必要です。
ここであなたに求められているのは、
「決められた期間というプロジェクトの中で、プロフェッショナル同士を噛み合わせ最大限の結果を出す」という役割です。

数年かけて、50人の人と仲良くなることではありません。
ここを間違えずにクリアできるかがとても大事なのです。

本日の提案|素直になる訓練をしてみましょう!仕組み化するスキルを身に付けましょう!

上から目線やプライベートの会話を控え、会話のキャッチボールを意識してみましょう。
そして、素直になる訓練をしながら、仕組み化のスキルを同時に身につけていきましょう。

もしあなたが50歳以上で、この記事の内容に当てはまっていたなら、今からでも十分に変えることができます!諦めずにトライしてみましょう!

そして、20歳〜40歳のあなた!このような50歳にならないように今から意識して日々を過ごしてみましょう!

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投稿者プロフィール

じゅん
じゅんプロジェクトファシリテーター
フリーランスのITコンサルタント として、CIO代行サービスで多くの企業をサポートしています。
企業のIT戦略 立案・実行支援を行い、
ITを活用した情報システム の導入・マネジメント支援しています。
IT利活用 に関して気軽な相談から経営に関わる支援まで幅広く受け付けています。

普段私が仕事をする時にお客様やプロジェクトチームの方々に実際に話している内容をたくさんの方々に届けます。

DX(デジタルトランスフォーメーション)が好きすぎるので「DX王子」と呼ばれています。

フリーランス協業パートナー(PMO、ITコンサルタント)を募集しています

CTA-IMAGE 弊社代表はフリーランスとして大手SIer、国内外大手コンサルティング会社とのプロジェクトを多数行ってまいりました。現在、お答えできないほどの支援依頼が来ている状態です。 そこで、お客様のプロジェクト推進を支援していただくために協業パートナーを募集中です。 当社に依頼のある案件は、コンサル案件、PM/PMO案件が中心です。(一部ITエンジニアリング案件もあり) DX、システム導入、BPRなどさまざまな目的のプロジェクトを成功に導くために適切に管理し、推進していくためにPMOとして支援していただきます。 単にプロジェクトメンバになるだけでなく、プロジェクト推進の中心的存在になり自ら推進していただきます。

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