デジタルトランスフォーメーションの7つの事例をこちらの記事で紹介しています

10年経っても連絡が来る人になっていますか?|フリーランスの仕事の仕方

10年経っても連絡が来る人になっていますか?|フリーランスの仕事の仕方

プロジェクトファシリテーターのじゅんです。

私はソフトウェアエンジニア、PMO、ITコンサルタントと業務内容は変化していますが、いわゆるIT業界でお仕事をさせていただいております。

プロジェクト単位で仕事をすることが多く、いつも同じメンバーと仕事をするということはほとんどありません。

同じお客様でも、6ヶ月や1年などのサイクルでプロジェクトメンバーが入れ替わります。当然お客様の人事も変わります。

頻繁ではありませんが長く(15年くらいですが)仕事をしていると嬉しいことがあります。

今日はそんな話をまとめてみようと思います。

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10年経っても連絡が来る人になっていますか?

私は、2008年からフリーランスをしてきました。

ブログやWebサイトからたまにですが、

「○○年前に一緒にお仕事をした△△です。」

という問い合わせやメッセージをいただきます。

長いものですと、10年前に仕事をしました!という方も連絡をいただきます。

久しぶりの近況報告や情報共有のようなものから、お仕事につながる内容まで様々です。

もちろん、問い合わせをしてくるのにはある程度の意図があってのことというのは重々承知です。

ここで、私が言いたいのは、

「○○年前に一緒にお仕事をした△△です。」

と、言われる仕事をしていますか?言われる存在ですか?ということです。

私自身といえば、10年前は仕事をこなすのに必死で、当時自分が十分に仕事をできていたのかどうかというのはわかりかねますが、前述のような連絡をいただくことで「しっかりとできていたんだな」と感じることができます。

なんで私に連絡したんですか?

問い合わせや連絡をいただいて、打ち合わせをしますが、

当然のように「なんで私に連絡したんですか?」という風に私は聞きます。

ほとんどの場合、以下のように言っていただきます。

「一緒にプロジェクトをしていて今でも仕事の仕方に関して言われたことを意識しています」

「同じプロジェクトメンバではなかったけど、オフィスでの立ちふるまいが目立ってたので。」

「お客様からの評判が良くて、あまりお話したことが無かったですが、お名前はいつも上がっていました。」

これは、お世辞やよいしょが入り、営業トーク、ただのあポイントの理由付けというケースもあり、100%鵜呑みにして有頂天になるわけではありませんが、話半分、話1/4だとしても嬉しいことです。

自分の仕事ぶりが少しでも記憶に残っていただけていたというだけで感動します。

ふりかえってみると、どの発言やどの場面が当てはまるのかほとんど思い出せないですし、話を掘り下げてみても連絡した等の本人もわかっていないと答えられることさえあります。

営業目的だとしても連絡が来るだけマシ

この話をすると、

「あなたのことをいいお客さんになると思って営業目的で連絡してきただけですよね。」

と思うかもしれません。

このようなケースはあると思いますし、実際あります。

しかし、ここで言いたいのは、

記憶に残る仕事の仕方をしていますか?

ということです。

連絡をする側の立場に立って考えてみるとわかります。

名刺を整理していたり、顧客リストを整理するときに

その人は、

「誰だこの人?」

「この人だれだっけ?あーあの適当な人」

「この人って、あの時仕事したあの人だ!」

と思いながら整理します。

名刺交換会でただただ名刺交換だけした人と一緒に仕事をしたことがある人ではもちろん違いがでてきますが、そもそも思い出してもらえなければ連絡すら来ないのです。

「あなたのことをいいお客さんになると思って営業目的で連絡してきただけだろ。」

と反射的に答えるような人は、そもそも連絡すら来ないはずです。

見られているのはあなたの仕事へのスタンスと行動です。当たり前のことを当たり前にやる

あなたがどんな知識を持っているか、どんなスキルをもっているか、はさほど重要ではありません

知識やスキルは後からいくらでも身につけることができるからです

さらに、「記憶に残る」と言ってもドラマや映画のような名言を残したり、行動をしたりするということではありません。

それよりも重要なのはあなたの日々の発言や行動です

具体的には

・問題が発ししたときに即座に全体に共有する。

・正確な情報を客観的に伝達する。

・自身の考えをはっきりという。

・困難にぶつかったときに、どうやったら解決できるだろう?というスタンスで会話する。

・仕事を自分ごととして捉える。

ということです。

もし、あなたが、知識やスキルを重要視している方であればこのようなことを言われてもあまりピンとこないかもしれません。むしろ「こんなことか」と思ったかもしれません。

しかし、「こんなこと」ができるかできないかで全く違ってきます。

逆にダメな人の例を上げてみます。

・自分に問題がある点を指摘されるとふてくされる

・黙って何も言わなくなる

・言われたことにのみ答える

・自分ひとりだけで仕事をする

・周りのせい、環境のせい、他人・他社のせいにする

・自分の仕事の事ばかり考えている

・状況の共有の中に感情的な話と推測の話をまぜる

などです。

例を上げて書いてみましたが、基本的なことですが、下記の記事も参考にしてみてください。

ビジネス野菜を取りましょう

ビジネス野菜とれてますか?仕事上手がとっている野菜6選

あなたの仕事ぶりは必ず誰かが見ています!そう、リモートワークでもね!

私はプロジェクト単位で仕事をすることが多く、プロジェクト内容の多くは持ち出し禁止の機密情報を扱う仕事なのでお客様先にお伺いしてお仕事をさせていただくことが多いです。

お客様オフィス内でお仕事をすると関係者だけでなく、オフィス内で接する人の数も多いです。

オフィスで一緒に仕事をしていれば、通常やり取りするプロジェクトメンバとのやり取り以外でも、デスクに座っている姿、歩く姿、休憩・ランチスペースなど接する機会は多くあるため必然的に先程の内容に関しても見られる場面は多いです。

しかし、2020年からはお客様のネットワークやセキュリティ基盤が整備されてきたこともあってリモートワーク化が進むことにより必要最低限の接点のみになり、先程書いた機会が減ってしまうと考えるかもしれません。

これもまた、あなたの考え方次第です。

リモートワークだから接点が減ってしまった。

と考えるのは、環境や外部のせいにしていると思いませんか?

リモートワークだから接点が減ってしまった。

だから、積極的に接点がもてるような機会を自分から作ろう。

と考えればよいのです。

それは何もリモート飲み会をするだけではありません。

あなたなりに考えて、どのようにコミュニケーションを活性化できるかを考えればよいのです。

実際に私はプロジェクトメンバの雑談会を設けたり、チャットのチャネルを作ってチーム内を活性化することでコミュニケーションがよくなったというフィードバックをもらっています。

誰かから言われてやるのではなく、自分からやりましょう!と提案するのです。

もちろんうまく行かないときもあります。

そんな時は、うまく行かなかった原因を分析して、次はこうしましょう。と改めて別のことにトライすればよいのです。

本日の提案|10年経っても連絡が来る人になっていますか?

・妥協せずに精一杯今の仕事をしましょう!

・目の前の問題を解決することが10年後のあなたに繋がります!

・表面的なスキルよりも根本的な考え方や行動に注力するようにしましょう

投稿者プロフィール

じゅん
じゅんプロジェクトファシリテーター
フリーランスのITコンサルタント として、CIO代行サービスで多くの企業をサポートしています。
企業のIT戦略 立案・実行支援を行い、
ITを活用した情報システム の導入・マネジメント支援しています。
IT利活用 に関して気軽な相談から経営に関わる支援まで幅広く受け付けています。

普段私が仕事をする時にお客様やプロジェクトチームの方々に実際に話している内容をたくさんの方々に届けます。

DX(デジタルトランスフォーメーション)が好きすぎるので「DX王子」と呼ばれています。

フリーランス協業パートナー(PMO、ITコンサルタント)を募集しています

CTA-IMAGE 弊社代表はフリーランスとして大手SIer、国内外大手コンサルティング会社とのプロジェクトを多数行ってまいりました。現在、お答えできないほどの支援依頼が来ている状態です。 そこで、お客様のプロジェクト推進を支援していただくために協業パートナーを募集中です。 当社に依頼のある案件は、コンサル案件、PM/PMO案件が中心です。(一部ITエンジニアリング案件もあり) DX、システム導入、BPRなどさまざまな目的のプロジェクトを成功に導くために適切に管理し、推進していくためにPMOとして支援していただきます。 単にプロジェクトメンバになるだけでなく、プロジェクト推進の中心的存在になり自ら推進していただきます。

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