デジタルトランスフォーメーションの7つの事例をこちらの記事で紹介しています

1円で法人化はウソ!会社設立までの4つ流れとかかる時間とお金を全部話す

1円で法人化はウソ!会社設立までの4つ流れとかかる時間とお金を全部話す

御社のCIO代行 じゅんです。

私は、2008年からフリーランスとして、個人事業主としてお仕事をしてきました。
2019年からCIO代行というサービスを行う中で、事業拡大をしていこうと思い、法人化をすることに決めて、2020年1月に法人を設立しました。

その時にマネーフォワードの会社設立というサービスを使って法人設立を行ったので、その記録をまとめたいと思います。

作業や手続き自体はマネーフォワード会社設立を使えば問題ありませんが、その前後でいろいろやることがあるので、実際に会社を設立する立場の視点として書きます。

現在フリーランスとして活動している方や、これから起業しようとしている方の参考になれば嬉しいです。

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目次

1円で法人化はウソ!会社設立までの4つ流れとかかる時間とお金を全部話す

「会社作ろうかなぁ~」などと世間話をすると必ずと言っていいほど言われるのが「会社なら1円で作れるよ」という返しです。

これ、完全にウソですし、コレを言う人はだいたい会社を作ったことが無い人なので、無視してOKです。
具体的にかかるお金は、最低22万円くらいです。この金額に資本金を加えた金額が必要になります。
さらに、実際に法人として運営(取引)が整うまでには、最短で2ヶ月くらいかかります。

詳細な流れを以降で説明していくので、参考にして下さい。

準備+4つの流れ

  • STEP0 設立する会社を考える
  • STEP1 会社設立の準備
  • STEP2 会社設立の手続き|2週間くらいで完了
  • STEP3 設立後の手続き|1日でまとめてできる
  • STEP4 運営開始の準備|3週間〜

かかる時間(会社として取引ができるようになるまで)

2ヶ月

かかるお金(会社として取引ができるようになるまで)

22万円 + 資本金

STEP0 設立する会社を考える|今すぐできる

「将来なんとなく会社を作りたい」「今はフリーランスだが、いずれは法人化をしたい」という方は法人設立の手続きを今すぐすすめることはしないかもしれません。しかし、手続きをしなくてもできることはあります。

それは、

「どのような会社を設立するかということを考える」

ということです。

時間のあるときに以下のことを考えておくと、実際に法人設立する際にスムーズにすすめることができます。
法人設立の手続きは決まった手順で進めればよいですが、どのような会社にするかということに関しては、設立するあなたしかわかりません。
どのような会社を設立して運営したいかの構想を練ることはとても大切なことです。

決めておくべき会社の基本情報

  • 会社名
  • 会社を登記する場所
  • 役員と代表取締役
  • 資本金金額(複数人創業の場合は割合も決める)
  • 事業年度(決算期をいつにするか)
  • 取締役会の有無(一人法人の場合はなくてもOK)

私の場合は、取締役会の有無は“無し”にしました。
取締役を置く場合は3人以上の取締役と監査役が必要ですので、ご参考までに。

STEP1 会社設立の準備|1日

実際に設立しようと思ったら以下の3つを準備しましょう。
このSTEP1までは、まだ準備段階なので後戻りできます。なので、なんとなーくな感じで進めることができます。
会社を作ろーと思っていて手続きどんな感じだろう?みたいに思っている人は、このSTEP1まではやってみてOKです。

やることは、以下の3つです。

  1. お金の準備
  2. 書類などを準備
  3. 会社設立サービスに登録&入力

1.お金の準備

  • 22万円くらい(設立するのに最低限必要な費用)
  • 資本金(いくらにするのかを含めて、お金を用意)

22万円は、会社設立に必要な事務手続きにかかる手数料です。
本記事の後半に具体的に何にどれくらいかかるかを書いているので参考にしてください。
この金額は、どうがんばってもかかるので、最低限必要な費用です。
このお金を用意できない場合は法人を作ることはできません。

次に資本金ですが、このブログのアイキャッチにもある、「1円で法人つくれるよ!」という人は、ここのことを言っています。
会社法の改正により、資本金1円で法人を作ることができるようになったので、「1円で法人が作れる」という部分だけが独り歩きして話題になりました。

実際、1円で法人を登記することはできますが、ご自身がやろうとしている事業の内容によっては、資本金が重要になってくるケースもあるので、そのあたりは事前に調査をしておきましょう。
資本金が1円ということは、外部から見ると「全く資本力のない会社」という評価になるので、信用力はあまりありません。
銀行からの融資を考えていたり、取引先からの信用が必要な事業を行う場合は、資本金の額は重要です。

上場企業などは、取引先の資本状況を含めた会社の運営状況を評価した上で取引を行うということは珍しくないので、「資本金は1円あればいいんでしょ」と軽く決めるのは早計です。

2.書類などを準備

  • 個人印鑑
  • 個人の印鑑証明(発起人・代表取締役は2部、役員は1部)
  • 身分証明書(運転免許証、パスポート)
  • 資本金を入れる用の個人の通帳(現在使用中のものでよい)
  • 会社印鑑

個人の印鑑は、現在所有のものでOKです。実印を使うことになるので、印鑑そのものと印鑑証明が必要です。
代表取締役になるひとは、2部、役員は1部必要なので、事前に取得しておきましょう。
取得するのにかかった手数料は、法人の経費に計上できるので、領収書はとっておくようにしましょう。

身分証明書は、当然といえば当然です。
資本金を入れる用の個人通帳は、この時点では、法人登記が完了していないので、当然法人名義の銀行位口座を作ることはできません。

では資本金をどのように証明するのかというと、個人のもっている通帳に、資本金を入金することで証明します。
その入金履歴のコピーを提出することになるので、個人の通帳を用意しておいてください。

このときの注意ですが、

「すでに現在の口座に資本金(例えば100万円)がはいっているからそれで良いだろう」という考えはダメです。

資本金として入金履歴が確認できるように入金しないといけません。
なので、貯蓄用の銀行口座に資本金をためておき、STEP1の段階になったら、資本金とわかるように個人口座に入金するという流れをふまないといけません。

今から資本金を貯める人は、貯蓄用とか会社設立用みたいな口座を用意してそこにためていくようにしましょう。

会社印鑑は、ハンコ屋さんに発注すれば作ってもらえるので、自分の好みの印鑑を作るようにしましょう。
ちなみに私は、後述するマネーフォワードの会社設立サービスで手続きをすすめる中で一緒に作りました。特にこだわりのない方は、この方法で問題ないです。

3.会社設立サービスに登録&入力

上記のリンク(無料で使ってみる)からマネーフォワード会社設立のアカウントを作成しましょう。
画面に従って情報を入力していきます。

このブログ記事を読んでいる方は、STEP0ですでに考えていることなので、単純にそれを埋めていくだけです。

STEP2 会社設立の手続き|2週間くらいで完了

ここから本格的に会社設立に向けて動き出します。
STEP2に入ると後戻りはできません!(笑)
覚悟を決めて法人設立に向けて動き出しましょう!
ここからはトントン拍子に手続きが進みます。

今回は会社設立のためにマネーフォワード 会社設立を使用しましたのでその流れをそのまま以下の8ステップを書いています。
すこい多いなと思うかもしれませんが、画面の指示に従って作業するだけなので手間取ることはほとんどありません。

  1. 購入する印鑑を選ぶ(自分で用意する場合は飛ばしてOK)
  2. 定款の作成・認証方法と定款の受け取り場所を選択
  3. 発起人の印鑑証明書と身分証明書のアップロード
  4. 定款と印鑑を行政書士に作成してもらう(2,3日)
  5. 公証役場で定款の受け取る(10分)
  6. 出資金を自分の口座に入金する(10分)
  7. 会社を法務局で登記する(提出10分、登記まで1週間)
  8. 登記書類の受け取り(20分)

かかる期間はだいたい2週間くらいです。
そのうち、あなたの作業時間 合計60分くらいしかかかりません。

STEP3 設立後の手続き|1日でまとめて完了できる

公証役場や法務局に足を運んでようやく法人登記が完了しました!!!
これであなたは、法人の役員です!!!おめでとうございます!!!

ここまできたら今度は、会社を運営するにあたって必要な手続きをする必要があります。STEP3で紹介するのは、法律上必要な手続き各種です。
これもマネーフォワード会社設立の画面に従ってすすめればOKなので、迷うことはありません。
提出用の書類も出力できるので、それを印刷して持っていけばOKです。

手続きを行う場所は、以下の4箇所ですが、私は1日で(というか1時間もかからず)済みました。
()は実際に手続きに掛かった時間です。

  1. 税務署(5分)
  2. 都道府県税事務所(5分)
  3. 年金事務所(30分)
  4. 労働基準監督署・ハローワーク(従業員雇用がある場合)(0分)

STEP4 運営開始の準備|3週間〜

最後に必要なのは、法律上というよりは、あなたが会社を運営していくのに必要な手続きです。
だいたい必要なのは、以下の5つです。

  1. 法人用口座開設
  2. クレジットカード作成
  3. クラウド会計を導入する
  4. 税理士を見つける
  5. モバイルSuicaの導入

1.法人用口座開設 1ヶ月くらいかかる

リアル店舗の口座とネットバンクの口座の両方を作っておくのが良いです。
リアル店舗の口座は法人の登記した住所にある地区の口座を解説できるので、実際に足を運んで開設しましょう。
登記簿謄本や法人印、身分証明書などが必要なので、持っていって担当者と話しましょう。

ネットバンクの口座開設は、マネーフォワード会社設立を使った場合は、おすすめとしてでてくるので画面から手続きをしましょう。
必要情報は自動的に入力してくれるので便利です。

この口座開設は、審査などがあって、設立したての法人は結構時間がかかる場合があります。なので、1ヶ月くらいかかると予想して事業をすすめるようにしましょう

法人設立後、すぐに事業をスタートしなければならない場合は、資本金の入金を提出した口座を一時的に使うというのも良いと思います。

Webサイトってかなり重要!!!

法人用の口座を開設するときにWebサイトがあるかないかはかなりの分かれ道になってきます。

会社のWebサイトは必ずあったほうがいいです。

理由はこの法人口座を開設する際に、会社情報、事業内容、代表者や役員などのプロフィール、実績などの提出を求められます。
「パンフレットなどありますか?」みたいに聞かれるときもあります。
もちろんあったほうが良いのですが、パンフレットを作るのって結構時間がかかったり、費用がかかりますよね。
そんなとき、「Webサイトがあります。」と答えれば、銀行の担当者はそれでなっとくしてくれるケースが多いです。

また、ネットバンクの口座開設は100%Webサイトを入力してくださいという項目があるので、どちらにしてもあったほうがいいです。
現代においてWebサイトがないということは、それだけ信用力がないことになります。

Webサイトは1日もあればできるので、サクッと作ってしまいましょう。
今は、パソコン、スマホが使えないというのは論外で、Webサイトもちょっと検索すれば作れます。
この程度は、マジで基本中の基本です。Webサイトは誰でも作れて当然です。

2.クレジットカード作成 1日〜数週間

マネーフォワード会社設立を使うとこちらも同時に作ることができるので作っておきましょう。

クレジットカード決済は必須になるので使うか使わないかに関わらず作っておきましょう。

3.クラウド会計を導入する

新規で法人を設立する場合は、クラウド会計を使用することをおすすめします。
ネットバンキングやクレジットカード情報と自動的に連携して仕訳を自動的に作成してくれます。
これにより決算書も半自動で作成されるので、経理業務の手間が激減します。

私はマネーフォワードを使っています

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4.税理士を見つける

私は10年以上個人事業主(フリーランス)をしてきましたが、そのときは、税理士に頼まずに自分自身で決算処理&確定申告を行っていました。
今回法人設立にあたっては、税理士に頼むようにしました。

税理士を見つけるには、マネーフォワード会社設立から税理士を検索することができます。

個人事業の場合は、取引もシンプルで個人の努力でなんとかなりますが、法人格の場合は、税務処理の業務量が結構発生してきます。
1期を終えて、都度税理士さんとやり取りをしていますが、自分でやろうとした場合結構面倒だなと感じるので、クラウド会計を導入しているとしても税理士に任せるのが良いです。

ちなみに、お願いする税理士は、クラウド会計の使い方をマスターしている会計事務所にするようにしましょう。
税理士事務所の中でも、IT化が進んでいるところと止まっているところがあるので、そのあたりは見極めましょう。

5.モバイルSuica・PASMOの導入

これに関しては、別記事でまとめたいと思いますが、仕事で移動をするときに決済処理は結構頻繁に発生します。
クレジットカードがあればそれでもいいですが、数百円とかの少額をいくつも都度クレジットカードは結構面倒です。

電車、バス、タクシーだけでなく、文具店で事務用品、喫茶店での会議などで発生した経費もモバイルSuica・PASMOで決済することでスマートに決済することができます。

ちなみに、この履歴もクラウド会計に自動連携されるので、経費の生産も超絶楽です。

 <別記事:iPhoneを使ってビジネスとプライベートのキャッシュレス決済を使い分ける方法>

法人設立のためにかかる費用|詳細に紹介

資本金は、1円もあれば法人登記できるので、ここで話す内容から除外します。
あなたがおこなう事業内容によって必要な資本金を用意するようにしましょう。

ここで紹介するのは、資本金以外にかかる費用を具体的に紹介します。

結論から言うと、「22万円」です。

この金額は、どうがんばってもかかってくるので、避けることはできません。なので、法人設立を考えるときは、資本金に「22万円」を加えてお金を用意するようにしましょう。

基本的にコンビニで印刷したり、マネーフォワードのサービスを使ったからこのくらいに抑えられたのはあると思いますが、かなり詳細に書きます。

■1.準備にかかった費用

  • 個人の印鑑証明 発行手数料 300円*2枚=600円
  • 印鑑作成代 10,420円(マネーフォワード会社設立から作れる)
  • CD-R代 246円(123円×2枚)(結局使わなかった。法務局によってプレゼントしているところもあるらしい)
  • 印刷代(コンビニ) 全部で500円くらい(定款を印刷、銀行通帳コピー、登記書類一式コピー)

■2.登記の手続きにかかる手数料

  • 定款認証手数料(公証役場で払う) 52,000円(実際は51900円)
  • 登録免許税(法務局で払う) 15万円

■3.書類印紙代(法務局で証明書を発行するときに払う。銀行口座開設やそのた諸々の手続きに後々必要)

  • 履歴事項全部証明書 3,000円
  • 印鑑証明 2,250円

合計すると「218,206円」という感じです。なので、 22万くらい用意しておけばOKです。

これは、私の場合なので、定款の内容が多くなったり、作成する印鑑をめちゃくちゃ高額なものにしたりすれば金額が多少変わってきます。

ですが、ざっくりこんな感じなのでかなりイメージできると思います。

本日の提案|会社設立はめちゃくちゃ簡単だよ!

会社設立の4つの流れ、会社概要を考え、準備するものを用意して、会社設立手続き、設立後の手続きをする。

会社設立にかかる時間は、2週間もあれば完了するが、本格的に運用開始するには2ヶ月くらいかかる

会社設立にかかるお金は、22万円+資本金がかかります!!

大切なのは、会社を設立してから!!

今回紹介したマネーフォワード会社設立を使えば、めちゃくちゃ簡単に会社設立ができます。
昔(たぶん10年くらい前)だと設立するのに専門知識が必要で、自分で手続きするのは難しいから数十万の手数料を払って専門家に設立してもらうのが当たり前でしたが、今はめっちゃ簡単に会社作れます。
日々進化しているので、これからさらに簡単に会社を作ることができるようになります。

「社長になりたい!」「社長になるぞ!」と夢見ることはいいですが、今回紹介したように社長になるのってめっちゃ簡単です。
登記すればよいだけなのでw

大切なのは、会社を設立してから何をしていくか?のほうが重要なので、今回紹介したSTEP0が最も重要です。

マネーフォワード会社設立を使えばめちゃくちゃ簡単に会社設立できます

今回私が使用したのは、マネーフォワード会社設立というサービスを使用して会社設立しました。

投稿者プロフィール

じゅん
じゅんプロジェクトファシリテーター
フリーランスのITコンサルタント として、CIO代行サービスで多くの企業をサポートしています。
企業のIT戦略 立案・実行支援を行い、
ITを活用した情報システム の導入・マネジメント支援しています。
IT利活用 に関して気軽な相談から経営に関わる支援まで幅広く受け付けています。

普段私が仕事をする時にお客様やプロジェクトチームの方々に実際に話している内容をたくさんの方々に届けます。

DX(デジタルトランスフォーメーション)が好きすぎるので「DX王子」と呼ばれています。

どうすればIT企業レベルのIT活用ができるかの「答え」をお教えします

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