働き方改革を実現中のプロジェクトファシリテーターじゅんです。
仕事でパソコンを使う機会が多い方は、ノートパソコン、デスクトップパソコン、スマートフォン、タブレット端末と多くの機器を使い分けていると思います。
その中でもデスクトップパソコンですが、最近は進んで購入する方は減ってきているのではないでしょうか?
それでも使い続けている方も一定数いらっしゃると思います。
今日は自宅にあるデスクトップパソコンをちょっと考え直してみようという記事です。
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邪魔なデスクトップパソコンいらない! Amazon WorkSpaces を使って個人でもコスパの良い環境を手に入れるおすすめの方法
デスクトップパソコンって便利ですが、スペースを取ったり、ファンの音が気になったりと、ちょっと気になったりします。
かといって、ノートパソコンにするとパワーが足りずに思ったような動作をしてくれないということになると思います。
デスクトップパソコンの性能を持ちつつ、
ノートパソコンの機動力を持ち、
機械の故障を気にせずに使える方法の紹介です。
その方法は
Amazon WorkSpacesを契約して、
今持っているタブレットやパソコンからリモートアクセスする
です。
Amazon WorkSpaces とは?構成イメージから解説します
Amazon WorkSpacesとは、
どのデバイスからでも、
いつでもどこでもデスクトップにアクセスできる、
セキュアなクラウドベースのデスクトップサービスです。
(構成図準備中)
私の使用している構成図をご覧いただければイメージができるかと思いますが、デスクトップパソコンに該当するWindowsは私の手元にはありません。
Windowsはどこにあるのかというと、「Amazonが管理するデータセンターのどこか」ということになります。
リージョンと呼ばれるデータセンターのある場所は国などの単位で決めることができます。
私の場合はTokyo(東京)リージョンを使用しているので、「東京のどこか」にあります。
このAmazon WorkSpaces を契約することで、24時間常に起動しているどの端末からでもアクセスできるデスクトップパソコンを手に入れることができます。
今はこんな事が個人レベルで簡単にできる時代
以前からこのようなサービスはありましたが、利用の制限が多くあり、手軽に使えない印象でした。
また、運営企業自体の信用度や体力なども乏しかったりして使用に踏み切るのにリスクがかなり大きかったです。
(クラウド事業者のデータ削除事件や運営者がお客様のデータにアクセスするなど)
しかし、今ではAmazonやMicrosoftが環境を整備し、個人レベルで手軽に契約できて、ほんの数分で利用ができる時代になりました。
これって本当にすごい!
パワーのあるノートパソコンも多くありますが、だいたいは15インチ以上の大型になり、13インチ以下の高性能ノートパソコンでも、マルチウィンドウで様々な作業を並行で実行していると動作が重くなったりします。
そんな時に、重たい処理自体は、デスクトップパソコンにさせて、手元のパソコンでは別の作業を行う。などの使い分けができれば作業効率も格段に上がります。
実際にどのように契約したらよいかや、構築手順は以下のサイトを見るのが良いと思います。
https://cloudadvisor.jp/blog/aws-workspaces-review
iPad Pro 12.9インチがWindowsデスクトップパソコンになる!
Swift PointGTというマウスをつかえば、iPadでもマウス操作が可能なんです!
もうほぼWindowsですよね!
(こちらの記事で詳しく紹介しています。)
実際に契約している私のプラン
リージョン | Asia Pacific (Tokyo) |
契約プラン | Windows licensed スタンダード |
スペック | 2 vCPU、4 GiB メモリ |
ルートボリューム | 80 GB |
ユーザーボリューム | 50 GB |
月額料金 | 47 USD |
時間料金 | 14 USD/月(40時間まで + 0.40 USD/時間 (40時間を超えるとこの金額が加算される) |
月額料金は、24時間起動しており、常に使える状態になっています。
時間料金は、オートストップ(AutoStop)と呼ばれるモードになっており、一定時間のアクセスが無いとスリープ状態になります。
再度アクセスると使える状態になるまで、数秒待たされます。
私は利用頻度が少ないので、時間料金にしています。今後の利用頻度によって月額料金に切り替えるかもしれません。
このプランで私は毎月1,500円くらいで使用できています。
詳細な金額はこちらを参照してください。
https://aws.amazon.com/jp/workspaces/pricing/
30万円のデスクトップパソコンを買うよりコスパ良い
30万円のハイスペックデスクトップパソコンを5年使うより、 月額5,000円のAWSを5年契約した方がコスパは良いです。
計算してみましょう。
Amazon WorkSpaces を常時起動の月額料金で使用することを考えます。
5,000円 × 12ヶ月 × 5年 = 30万円
となります。5年間使い続けて同じ料金です。
デスクトップパソコンは5年後には性能が5年前の古いものになっています。
しかし、 Amazon WorkSpacesは常に最新のCPU、メモリを搭載し、サービス提供してくれます。
今後は月額料金の引き上げも考えられますが、おそらくその時はハイスペックデスクトップパソコンのパーツも値上がりしていると予想されうので、あまり変わらないと思います。
この5年の間にデスクトップパソコンであれば、故障のリスク、不具合のリスクを抱え、それが起きる都度、あなた自身で修理しなくてはならなくなります。
修理を業者にお願いした場合は、その間は使用できなくなります。
デメリット|向かない人・使いづらいポイント
ゲームには向かない
ゲーミングパソコンとしてデスクトップパソコンを使用している方にはおすすめしません。
それは、ネットワーク回線のスピードに依存するため、いくらパソコンで早く処理できてもネットワーク回線の画面転送で時間がかかるからです。
コンマ数秒を争うゲームではこの遅延は致命的かと思いますので、ゲームを主な目的としてデスクトップパソコンを購入している方は対象外となるかと思います。
CtrlキーやAltキーのショートカット系に難あり。。。
これはリモートデスクトップによるものなのですが、CtrlキーやAltキーは制御キーと言ってリモートデスクトップでは押せなくなっている場合があります。
いくつかのキーの組み合わせによって入力することができるのかもしれませんが、少々使いづらいポイントがあります。
これは全く入力できないというわけではなくて、iPadからの入力のときのみ、特定のソフトウェアのときだけ、エクセルのときだけ、といった具合です。
このあたりのショートカットを多用する方はちょっと使いづらさがあるかもしれません。
私はこのショートカット多用派なので、がっつり作業として、 Amazon WorkSpaces を使えていません。。
人によっては、英語→日本語切り替えに少し難あり。。。
日本語キーボード(ソフト&ハード)なら多分大丈夫だと思いますが、私はUSキーボード(ソフト&ハード)なので、英語ー日本語切り替えがキーボードからできずに悩んでます。
前述のCtrlキーやALtキーが使えないあたりとも関連してくるので、言語切替のショートカットキーを割り当ててもダメでした。
もっといい方法無いかな。。。
初めはなんとなく抵抗がある・・・・
Amazon WorkSpaces って会社で使っていたり、自分で契約するとなるとハードルが高いかたもいらっしゃいます。
やってしまえばどうってこと無いんですけどね。。。
なんとなくハードルが高いと思ってしまう。。
その感じわかりますよ!
そんなときは、家にあるデスクトップPCに外出先からつなぐこともめっちゃ簡単にできます。
Chrome リモートデスクトップというのを使うんですが、こちらの記事で紹介しています。
(準備中)
3D CADや動画編集などには向かない? かも
一応ハイパワープランがありますが、 そのような職種の場合は、デスクトップパソコンを買った方がいいです。
大容量のデータ読み書きが発生するので、トータルで考えて、デスクトップパソコンを持つのが良いです。
ですが、私自身ハイパワープランを使ったことが無いので、実際に使ったことがあるかたがいらっしゃれば教えてほしいです。
本日の提案
デスクトップパソコンを何年かに1回買い替えている人は Amazon WorkSpaces を考えてみましょう!
投稿者プロフィール
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フリーランスのITコンサルタント として、CIO代行サービスで多くの企業をサポートしています。
企業のIT戦略 立案・実行支援を行い、
ITを活用した情報システム の導入・マネジメント支援しています。
IT利活用 に関して気軽な相談から経営に関わる支援まで幅広く受け付けています。
普段私が仕事をする時にお客様やプロジェクトチームの方々に実際に話している内容をたくさんの方々に届けます。
DX(デジタルトランスフォーメーション)が好きすぎるので「DX王子」と呼ばれています。
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