御社のCIO代行 じゅんです。
こちらの記事でglideというノーコード開発ツールを使って5分でアプリを作る手順を紹介しました。今回は、Adaloというノーコード開発ツールを使ってアプリを作る手順を紹介します。
Adaloというツールのほうが、よりさまざまな細かいことができるアプリを作成することができるので、具体的にこういうアプリが作りたいという考えがある方は、Adaloを使うのが良いかもしれません。
ノーコード開発ツールはほとんどのツールが英語になります。英語が読めないからといって抵抗感を保つ必要はありません。私のこの記事を見ながら一歩一歩やってみましょう!
あなたの自己紹介でスキルとして「アプリ開発ができます!」と言えるのってちょっとかっこよくないですか?
この記事を読めばそれを言えるようになりますよ!
ぜひ楽しみながら読んでみてください。そして、実際に自身で手を動かしてみてください
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Adaloでアカウント登録から5分でアプリをリリースする方法
Adaloを使ってアカウント登録からアプリリリースするまでの手順は以下の4ステップです。
1.アカウント登録(環境構築)
2.アプリ作成(開発)
3.プレビュー(テスト)
4.公開(リリース)
また、()内の表現は、一般的なシステム開発をする際の工程をあわせて書いています。分かる人は合わせて把握しておいてください。
これがわかると、これまでのシステム開発との比較やどの作業がどれに該当するかをわかりやすく説明することができます。
1.アカウント登録(環境構築)
Adaloサイトにアクセスして、<Sign Up>を押す https://www.adalo.com/
アカウント登録が終わったら2回目以降は、<Log in>ボタンからログインしてください。
アカウント情報を入力する
・メールアドレス
・パスワード(8桁以上)
・名前(英語で入力しておいたほうが無難)
「I have read & agree to Adalo’s Terms of Use」利用規約の合意にチェックを入れる
<LET’S DO THIS!>ボタンを押す
2.アプリ作成(開発)
アカウントが作成されたのでアプリを作成していきます。
作成するアプリの種類を選びます
Native Mobile AppかDesktop Web Appのいずれかを選択します。
それぞれの違いは以下のとおりです。
この選択に関しては、後から変更することができないので、作成する時点でどのようなアプリにするかを決めておく必要があります。
Native Mobile App|ネイティブモバイルアプリ
Google Play StoreやApple Storeに公開するアプリ(ネイティブアプリと呼びます)を作るときはこっちを選びましょう。
フリープランだと公開できないです。しかし、PWA(SafariやChromeのようなブラウザからアクセスしてアプリのように動作するアプリ)に対応しているので、無料プランでもスマホアプリを作ることは可能です。
作成してみてから動作を確認して見て、有料プランに切り替えてGoogle Play StoreやApple Storeに公開するという流れでも良いと思います。
Desktop Web App|デスクトップウェブアプリ
Webアプリと呼ばれるパソコンからブラウザを利用してアクセスすることを想定しているアプリです。
しかし、レスポンシブ(画面の大きさによって見やすいように配置や表示を変える)対応されてるので、スマホやタブレットから見ることも可能です。
マルチプラットフォーム(パソコンでもスマホでもタブレットでもどれでも見れる)に対応したWebサービスを作りたい場合はこちらを選択すると良いかもしれません。また、Webページを作成するのと同じ状態になるので、各ページのURLが振られます。
これのメリットは、特定のページ(例えば使い方のページ)を指定してURLを共有できたりします。
テンプレートを選ぶ
テンプレートはアプリの種類に応じてテンプレートがいくつか用意されています。
慣れてきたらBlankと呼ばれるなにもないところからアプリを作っていくのがよいですが、はじめのうちはテンプレートを選んで作ってみて、どのように動くかを触りながら習得していくとかなり勉強になります。
いくつでもアプリを作れるので、作っては壊し、作っては壊しを繰り返していきましょう。
ネイティブアプリ用テンプレート
- Directory (リストの表示)
- Appointments (レッスン予約)
- Chat (チャット)
- Ordering (食品デリバリー)
- To-Do List (ToDoリスト)
- Coaching (コーチング)
デスクトップウェブアプリ用テンプレート
- Coaching (コーチング)
- Directory (リストの表示)
- Chat (チャット)
- Ordering (食品デリバリー)
今回はDirectoryというテンプレートを使用します。選択したらNEXTを押しましょう
アプリ名とカラーを選びます。特にこだわりなければこのままCREATEを押しましょう
チュートリアルが表示される 勉強していきましょう|初回のみ
Adaloのチュートリアル(使い方の説明)が表示されますが、基本英語です。
読める方は読んだり見たりして、できることなどをザッと見ておくと良いです。
英語が読めなくても、私のブログで今後説明していくので読み飛ばしても気にする必要はありません。
3.プレビュー(テスト)
とりあえず動かしてみましょう!!!
テンプレートそのままでも良いんです!!
まずは動かしてみることが大事!!!
画面右上の「PREVIEW」というボタンを押してどのように動くかを確認してみましょう。
今後、アプリの作成や編集を行っていくと思いますが、どのタイミングでもこの<PREVIEW>というボタンを押せば、現在のアプリの動作を確認することができるという点を覚えておいてください。
別画面が開いてユーザーにどのように見えるかを確認することができます
デスクトップウェブアプリの場合は、上にAdaloのロゴが表示されますが、公開時は表示されません。
ネイティブアプリの場合はスマホのような画面が表示されて動作確認ができます。
4.公開(リリース)
これでもう公開されました!
本当に5分でできます!
なんだテンプレートを公開しただけじゃん!と思わないでください。
あなた一人で、アプリをリリースすることができたという事実が大事です。
これまでの多くのアプリ開発をしたいと思った人たちは、ほとんどの人が公開するまでにいたっていません。
その前のどこかの段階で挫折してアプリ制作をやめてしまうのです。
「自分でアプリを公開した」「アプリを作った」という喜びと自信を持ってください!
この喜びを得ることがアプリ開発、プログラミングの第一歩です!
デスクトップウェブアプリの場合
デスクトップウェブアプリは以下の手順で公開することができます。
1.Publishメニューを選択する
2.アプリのURLを入力する
3.OPENボタンを押す
ネイティブアプリの場合
1.Publishメニューを選択する
2.OPENボタンを押す(ここに書かれたURLでアクセスすればアプリを使うことが可能)
Google Play StoreやApple Storeに公開する場合は、アップグレードする
アップグレードすると、上記の画面のところにメニューが表示され、公開するためのファイルが出力されます。
そのファイルを使って書くStoreへのアプリ申請を行った後、アプリ公開がされます。
アプリ作成や編集の仕方は別の記事で紹介します
今回はテンプレートアプリを特に編集することなく、そのまま公開する手順を紹介しました。
ここまでこれた方は、次のステップとして機能を追加してみたり、編集してみたりといったアプリ開発をしてみたくなっているはずです。
Adaloの画面構成や基本的な使い方などは別の記事で紹介しますので、そちらを参考にしてください。
<準備中>
2つ目以降のアプリは画面上部のアプリ一覧から作成することができます
2つ目以降にアプリを作成する場合は、上の画像のようにアプリ一覧から新しいアプリを作成することができます。
アプリの作成自体は無料プランでも無制限にできるのであまり深く考えずどんどん作って見ましょう。
勉強や動作確認のためにどんどんいじってアプリが壊れても全く問題ない!
アプリを壊しても誰にも怒られません!わからなくなったらまた最初から作り始めればOKです!あなたがどんな変なことをしてもAdaloが壊れることはありませんから安心してくださいねw
システム開発の視点でいうとこの環境部分に関して、開発者がいくらでもいじることができる環境を提供できるというのはとても嬉しいことです。
システム規模が大きくなると、開発環境は限定され、どこまで触って良いかがわからない状態になり、不用意に触ると環境を壊してしまったりすることがあって大問題になる。ということも起きます。
(権限設定などがしっかりと管理されていないプロジェクトで経験の浅い人が入ってくるとこーいう問題が顕在化したりします。)
これを気にせずに自由に使えるというのは本当に嬉しいことです。
実際にリリースされたアプリだとしても、ボタン一つで開発環境やテスト環境をコピーして、「自由に触っていいよ。壊れちゃってもいいから」って言ってもらえるのって、開発者側からするとすごく嬉しいことです。
ノーコード開発ツールという点だけでなく、クラウドコンピューティングによって環境構築がこのように簡単にできる世界は本当に素晴らしいと感じています。
本日の提案|ノーコード開発ツールAdaloを使えば本当に5分でアカウント作成からアプリリリースまで可能!
・プログラミングをしなくてもたった5分でアプリをリリースすることが可能です!
・動くものを作ってみてアプリを作るという喜びを体感しましょう!
・本記事に書いていることが全部できたら、あなたは次の自己紹介で「アプリ開発ができます!」と言ってみましょう!
・この記事をスマホで読んだだけの人は、Adaloサイトにアクセスして、本記事を読み返しながらアプリを作ってみましょう!!
投稿者プロフィール
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フリーランスのITコンサルタント として、CIO代行サービスで多くの企業をサポートしています。
企業のIT戦略 立案・実行支援を行い、
ITを活用した情報システム の導入・マネジメント支援しています。
IT利活用 に関して気軽な相談から経営に関わる支援まで幅広く受け付けています。
普段私が仕事をする時にお客様やプロジェクトチームの方々に実際に話している内容をたくさんの方々に届けます。
DX(デジタルトランスフォーメーション)が好きすぎるので「DX王子」と呼ばれています。
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