デジタルトランスフォーメーションの7つの事例をこちらの記事で紹介しています

miroの使い方|基本操作やショートカット、応用テクニックを紹介します

miroの使い方|基本操作やショートカット、応用テクニックを紹介します

プロジェクトファシリテーターのじゅんです。

リアルタイムホワイトボードのmiroの紹介をしていますが、今回は基本的な使い方から応用的な使い方まで紹介します。
今回紹介する方法を知っておけば作業する上で困ることは無いはずです。
共同編集する場合はメンバ全員にこのページを読んでもらえばスキルのばらつきをなくすことができるはずです。

miroに関連する記事

1.miro(旧realtimeboard)の紹介
2.ユーザー登録方法
3.ボードを共有する方法
4.使い方の基本と応用(本記事)
5.使えるテンプレートとAppsの紹介
6.付箋をmiroに取り込む方法

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リアルタイムホワイトボードmiroの基本的な使い方

miroは現時点(2020/04/17)では、英語のWebサービスなので英語表記になっています。

英語が読めなくてもアイコンなどを見れば操作はできますが、紹介しておきます。

基本メニュー|左のメニュー

基本的には、上の画像に書いてあるとおりのことができます。
テキスト、付箋、オブジェクトを配置してテキスト入力することで情報を入力、配置してきます。
関連する内容は、矢印オブジェクトを使って関連付けます。
手書きの機能を使用すればホワイトボードのように使えます。

使えるテンプレートの紹介はこちらの記事を参考にしてください。

Appsを使えばいろんなことができすぎる

Appsは本当に可能性がありすぎて使いこなせるまでに時間がかかりますが、最初から入っている機能で使えそうなのは、以下の5つです。

Stickes capture紙の付箋を使って書いた内容を写真を取ることでmiro内に取り込むことができます。
WireframesWebやアプリのUI設計に必要なパーツが揃っています。
Mind mapあの、マインドマップが作れます。
Cardメモやノートのようなテキスト情報だけでなく、ユーザーに紐付けたり、期限を設定してタスク管理のような使い方ができます。
Kanbanあの、カンバンボードをmiro内に作成できます

左上メニュー

左上のメニューは、ボードの名前やUndo/Redoのメニューです。

お気に入りの星マークはボードがたくさんある時に見つけやすいようにマークを付けるのだと思いますが、無料プランの場合は、ボードを3つまでしか作れないので、使わないと思います。

エクスポート

PDFやJPEGなどの方法があります。
しかし、どれもいまいちなのであまり使い勝手は良くないです。
一番現実的なのは、スクリーンショットをとってJPEG保存だと思います。
Backup機能もあるのですが、動作がいまいちです。
このあたりはまだまだ発展途上感があるので様子見な感じです。

右上メニュー

Note|ノート

ボード全体で共有したい内容や打ち合わせの内容としてNoteにまとめることができます。
プロジェクトサマリやインセプションデッキの内容を書いておくといつでも見れる情報として書き留めることができるのはいいですね。
ボード内のオブジェクトもリンクできるので、フレームをボード内に作ってNoteの内容をリンク

右下メニュー

表示させる場所を移動させせたり、ズームイン・ズームアウトができます。

ショートカット

ショートカットは覚えると作業効率が爆発的に向上します。

すべて覚える必要はありませんが、いくつか覚えておいたほうがいいショートカットを紹介します。
使いながらなれていってもらえればいいです。

打ち合わせをしながら、miroボードで資料を作り上げていく時にショートカットが使えると会話の流れを止めずに作図ができるのでスムーズに話が進みます。

Toolのショートカット

このあたりの基本メニューのショートカットは覚えておくと便利です。

マウスでも操作できますが、オブジェクトを配置して、線で結んで、テキストを書くといった一連の流れをショートカットを使って作業をするとめちゃくちゃ早く作業ができます。

ボードでのショートカット

特に使えるのは「Ctrl+D」です。

オブジェクトを選択して選択して「Ctrl+D」を押すと選択したオブジェクトをコピーして貼り付けるところまでしてくれます。

「Ctrl+C」→「Ctrl+V」と2回押すよりも簡単です。

ボードの表示に関するショートカット

テキストオブジェクトにたいして、「Ctrl + F」で検索をかけることができます。

テキストに関するショートカット

ここでは、Bold:太字のショートカットを覚えておけばいいと思います。

Italic:斜体やunderline:下線は、お好みで。

miroの応用テクニック

miroは本当に多くの機能が盛りだくさんで使いこなすまでにちょっと時間がかかりますが、使いこなせれば他のツールが使えなくなるくらい便利です。

基本的な使い方だけでも十分ですが、これから紹介する機能を使ってチームでの共同作業をさらに促進させましょう。

サブメニュー|左下のメニュー

サブメニューは共同作業に役立つ機能が満載です。
使いこなせればちょっとしたプロジェクトならmiroだけで完結できてしまいます。
基本は上の画像に書いてあるとおりですが、いくつかの機能は以下に補足します。

コメント一覧

miroのボード上にあるコメントだけを抽出して表示してくれます。
一覧表示されたコメントをクリックすれば、コメントが書いてある場所にジャンプしてくれます。

使い方としては、内容のレビューなんかを行う時はレビューアにコメントとして入力してもらい、指摘された内容を直していくときにこのコメント一覧を使って修正漏れが内容に直していくのが良いです。

直した部分は、再度レビューアにチェックしてもらい、「Resolve」にしてもらうことで修正完了という流れをとればレビュー機能として使えます。

Chat|チャット

チャットは説明不要の機能ですね。miro内でチャット機能が使えちゃいます。
LINEやChartwork、Slackといったツールを既に使用しているのであれば、そちら側でチャットをすればいいですが、miroだけで完結させることもできます。
チャットは別ツールでも良い気がしますが、miro無いで完結できるという点では嬉しいのかもしれません。

今後使う中で良い点が見つかれば追記したいと思います。

Cards|カード

カードのみを抽出して表示させることができます。もちろんクリックすれば配置されている場所にジャンプします。量が多くなるとちょっと見づらいですが、期限管理やタスク管理などに使えます。

オブジェクトをロックする

フレームワークなどの枠線を作ってその中にオブジェクトを配置して資料作成を行っていると、誤ってフレームのオブジェクトを選択してしまい、ずれてしまった。ということが起きます。

そんなときは、オブジェクトのロック機能を使うことで誤って選択する事なく、フレームオブジェクトの上で作業ができるようになります。

ロックしたオブジェクトを再編集したり、移動したり、したい場合は、ロックを解除することで再編集が可能になります。

資料作成中だけでなく、完成したあとの資料に関して、内容が確定している部分などを選択してロックすることで、誤って編集されることを防ぐこともできます。

バラバラのオブジェクトを整列させる

オブジェクトをたくさん並べたあとに整理するときに大量のオブジェクトをマウスで一つ一つ並べることはありませんか?

miroには補正機能がついているので、ある程度きっちり並べることができますが、一気に選択して、上端に合わせて揃えたあとに、等間隔に並べるということが簡単にできます。

図のようにオブジェクトを複数選択するとメニューが出てくるので、メニューから選択して整列しましょう。

frameを使ってプレゼンテーション資料を作る

この機能結構優秀だと思いました。

プロジェクトをしているとお客様向けや経営層向け、マネージャ向けなど、わかりやすいようにわざわざパワーポイントなどで説明資料を報告のためだけに作るという作業を行った経験はありませんでしょうか?

プロジェクトを進める上でステークホルダーへの説明や合意は大変重要なことなので手を抜いたり省いたりすることは難しいです。

しかし、報告のためだけの資料作りというのは、ちょっと無駄なような気がします。miroを使えば詳細な業務フローや画面設計の他にframeを使用すればプレゼンテーション資料も作成することができます。

具体的な使い方としては、アジャイル開発などで、インセプションデッキをフレームを使って作ります。
ステークホルダーへプレゼンテーションモードで説明して、プロジェクトメンバには作ったインセプションデッキをもとに各種設計に入っていきます。

いくつものファイルやツールを行き来せずにmiroだけで完結できるのはめちゃくちゃいいです

このように説明用の資料をmiro内の情報を参照したり抜粋したりすることで簡単に作成することができます。

また、逆にプロジェクトが始まる前にお客様からの要求や要件などをまとめた資料を作っておき、その資料をベースに詳細な設計を行っていくということもできます。

いずれにしてもmiroは全体俯瞰は概略などの大きな話から、業務フローや画面の設計といった詳細な話までを一つのボードに表現できるというメリットはプロジェクトを行ったことがある方であればどれほど嬉しいことかわかるはずです。

本日の提案|基本的な使い方はサクッとマスターして応用テクニックを使いこなして共同作業を促進させましょう!

・基本的なオブジェクトの使い方を知っていれば問題なし!

・ショートカットを使って作業のスピードアップをしましょう

・オブジェクトロック、整列、プレゼン機能を使って、さらに使いこなしましょう!

・まだまだたくさんの使い方あるよ!

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2.ユーザー登録方法
3.ボードを共有する方法
4.使い方の基本と応用(本記事)
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6.付箋をmiroに取り込む方法

投稿者プロフィール

じゅん
じゅんプロジェクトファシリテーター
フリーランスのITコンサルタント として、CIO代行サービスで多くの企業をサポートしています。
企業のIT戦略 立案・実行支援を行い、
ITを活用した情報システム の導入・マネジメント支援しています。
IT利活用 に関して気軽な相談から経営に関わる支援まで幅広く受け付けています。

普段私が仕事をする時にお客様やプロジェクトチームの方々に実際に話している内容をたくさんの方々に届けます。

DX(デジタルトランスフォーメーション)が好きすぎるので「DX王子」と呼ばれています。

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CTA-IMAGE 弊社代表はフリーランスとして大手SIer、国内外大手コンサルティング会社とのプロジェクトを多数行ってまいりました。現在、お答えできないほどの支援依頼が来ている状態です。 そこで、お客様のプロジェクト推進を支援していただくために協業パートナーを募集中です。 当社に依頼のある案件は、コンサル案件、PM/PMO案件が中心です。(一部ITエンジニアリング案件もあり) DX、システム導入、BPRなどさまざまな目的のプロジェクトを成功に導くために適切に管理し、推進していくためにPMOとして支援していただきます。 単にプロジェクトメンバになるだけでなく、プロジェクト推進の中心的存在になり自ら推進していただきます。

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