デジタルトランスフォーメーションの7つの事例をこちらの記事で紹介しています

KKDとは?根性論から抜け出す数値とデータ

KKDとは?根性論から抜け出す数値とデータ

KKDとは、「クリスピー・クリーム・ドーナツ(Krispy Kreme Doughnuts)」のことではありません(笑)
私はニュースなどの略称でKKDと見ると真っ先に「経験・勘・度胸」がどうした?と思ってしまいます。今日はこの「KKD」に関して書きたいと思います。

スポンサーリンク

KKDとは

KKDとは以下の頭文字をとって表現します。

K:経験
K:勘
D:度胸

みなさまにも思い当たるフシや経験したことはあるのではないでしょうか?
しばしば日本企業を批判する表現で用いられることが多いのですが、ビジネスの現場では時折以下の様な言葉が聞こえてくることがあります。

「今までもうまくいったから今度もうまくいくだろう!」
「多分これはうまくいくと思うんだよね!」
「えいや!いってしまえ!」

ビジネスを一代で築き上げた方や何十年もその道で食べてきた方が口にすることがたまにあります。いわゆる根性論です。
ここまではっきりいうことはあまりありませんが、私が経験するプロジェクトではたまにあります。

問題や課題となる事例

今までは社長の力があって会社が回ってきたけど、事業の規模が大きくなってスピードも早くなって社長の判断だけでは進まなくなっている。

事業を進めるにあたって判断や根拠を経験が少ない社員が行う場合にうまく成果が出せない。

ベテラン社員の下が育たない。

情報システムを用いた解決方法 数値化、データ化すべし!!

私が関わるプロジェクトでは上記のような問題を抱えるため、情報システムを使用して過去のデータを分析し、経験者が使用する判断指標を盛り込んだ上でシミュレーションが出来るよにして社員の出す成果レベルを引き上げるということをします。

1.過去のデータを収集してデータ分析が可能にする。

2.経験者などのベテラン社員が使用している判断基準や指標を数値化する。

3.これらを組み合わせたシミュレーションを可能にする。

お金をかけなくても自社努力で改善できる

プロジェクトは、クラウドだとかビックデータだとかで情報システムを導入するという内容でお話をいただく事がありますが、これらはただ入れればいいというわけではありません。
情報システムを導入しなくとも業務プロセスの改善や情報の共有、指標値を数値化するだけで解決してしまう場合も多いからです。
ですので次のようなアプローチでシステム導入をするのをおすすめします。

×
1.いきなり何百万、何千万もする情報システムを導入する


1.社内で業務プロセスを最適化して、フローやロジックが確率する
2.情報システムを導入する

部門間の協力により、使用できる有効なデータが得られることも多い

実は広報部門がお客様アンケートなどを取得していて、会社のイメージアップにしか活用していなかったが、営業部からみると新規顧客や潜在顧客、既存顧客の単価アップなどに役立つ情報がだったということは珍しくない。

ある営業部の上司と部下の会話

【Before】改善前(KKDの状態)

部下:最近、新規の契約がとれずにどうやったらいいのかわからないんですよ。アポを取れる先もないですし・・・

上司:そうなのか?俺がお前くらいの時は契約取れなくてもとりあえず電話でも訪問でもなんでもやってみろ!やっていくうちになれるからとりあえず今は足を動かせ!

部下:は、、はぁ、、わかりました。

【After】改善後(数値とデータを用いた状態)

部下:最近、新規の契約がとれずにどうやったらいいのかわからないんですよ。アポを取れる先もないですし・・・

上司:そうか。ちょっと最近の履歴を見てみよう。新規提案に行っている回数は多いけど一度行ってダメだったからその後は行っていない傾向にあるみたいだね。
今まで当たった中で時間が経っているお客様へもう一度アポを取ってみたら?
それと、新規の契約は獲れていないみたいだけど、君のお客様のリピート率や継続率はかなりいいね。新規契約も大事だけど既存のお客様のサービスをあげる方き力を入れてみたら?

みなさんはどちらの職場が楽しいでしょうか?上司がやってきた経験や実績は素晴らしいものですが、全ての部下に当てはまるものではありません。部下へのアドバイスの一つの選択肢として数値やデータを活用してみるのは有効です。

数値やデータが全て正しいか?

さらに、今回の会話では、上司のKKDがダメなように記載しましたが、数値やデータを活用した上でKKDを元にするととてもすごい力を発揮します。

数値やデータは膨大にあり、分析や解析の仕方によっていかようにも見えることがあります。
数値やデータに固執してばかりだと情報収集やデータ集めにばかり目が言ってしまうので、ある程度の見切りをつけて前に進める際にKKDが重要になります。

そこはやはり熟練のなせる業です。私が徹底的に分析した結果をベテランの方に見せた時に次に出すシミュレーション結果とほぼ一緒の数値と戦略を言い当てられた時はさすがに驚きました。

お互いに尊敬し合い、うまく活用して事業発展に役立てましょう。

投稿者プロフィール

じゅん
じゅんプロジェクトファシリテーター
フリーランスのITコンサルタント として、CIO代行サービスで多くの企業をサポートしています。
企業のIT戦略 立案・実行支援を行い、
ITを活用した情報システム の導入・マネジメント支援しています。
IT利活用 に関して気軽な相談から経営に関わる支援まで幅広く受け付けています。

普段私が仕事をする時にお客様やプロジェクトチームの方々に実際に話している内容をたくさんの方々に届けます。

DX(デジタルトランスフォーメーション)が好きすぎるので「DX王子」と呼ばれています。

どうすればIT企業レベルのIT活用ができるかの「答え」をお教えします

CTA-IMAGE この無料オンライン相談では、 ・ 導入しているITツールをフル活用する方法 ・ IT活用を進める方法 ・ 会社全体のIT活用をどこから手を付ければよいかの答え など、IT企業レベルのIT活用をするにはどうしたら良いかについてお伝えします。 オンラインミーティングで60分お話できます

業務改善カテゴリの最新記事