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仕事で使えるファシリテーションを最短で身につけるおすすめの本を紹介する理由
ファシリテーションというとワークショップや研修を思い浮かべる方が多くいらっしゃると思います。
これらは擬似的な議題やモデル化された事例などを用いて、ロールプレイングをするような形がほとんどです。
ファシリテーションに関して全く知識の無い方は良い経験になると思うのですが、これらを実際の仕事現場に活かそうとすると
「自分の会社では無理・・・」
「研修と現場とでは違うから・・・」
といってなかなか活かせないのが現状だと思います。
その理由は
研修型のワークショップはその場で終わり
仕事は流れの中で続いていく
からです。
仕事は数時間話して終わり。ということはまずありません。長い時間をかけて一緒に仕事をしていくことがほとんどです。ですから、研修で身につけた技術をそのまま適用するとうまくいかないのです。
今回は私自身がビジネスやプロジェクトを進める上で実際に役立った本を紹介します。
より実践的でどのように立ち振る舞ったり、技術を使うのかも本の中に書いてありますので参考にしてください。
また、ファシリテーションを会議や話し合いの進め方という認識をしている方は必見だと思いますので、参考にしていただければと思います。
ファシリテーターのイメージを作る|組織を動かす
ファシリテーターのイメージが全くわかない方、会議の進行役=ファシリテーターと思っている方はこちらの本をおすすめします。
ファシリテーターは組織自体を動かすことのできる存在にもなりえます。
このようなファシリテーターも世の中にいるというイメージを付けるためにはすごく参考になります。
ザ・ファシリテーター
物語調で読みやすいです。
マーケティング部の女性が部署異動し研究開発部門の部長となります。
そこで自分よりも上の年齢の男性部下を率いることになるのですが、この部門の改革を任された女性こそがまさにファシリテーターとして力を発揮することになるのです。
ザ・ファシリテーター2―理屈じゃ、誰も動かない!
タイトル通り、上述した本の続編です。
前回よりもさらに実践的になっており、実際の企業で起きている問題により近い事例が出てきます。
問題解決の方法|問題に直面したときにどうやって解決させるか
問題解決ファシリテーター「ファシリテーション能力」養成講座
ファシリテーター養成講座―人と組織を動かす力が身につく!
プロジェクトの進め方|大人数で仕事をする時の方法
プロジェクトファシリテーションという言葉はシステム開発や導入プロジェクトの現場で多く使われています。
しかし、プロジェクトという観点でいうとどの業界のプロジェクトにも応用が可能です。
IT用語がたまに出てきますが、その部分はより深く理解せずともプロジェクトを進める部分などに焦点をあてて見ていただければと思います。
プロジェクトファシリテーション
実務で役立つ プロジェクトファシリテーション
会議の進め方|どのように会議をしたらよいか
ファシリテーター型リーダーの時代
世界で一番やさしい会議の教科書
こちらの本は、なかで紹介されている会議の時に使うシートを無料でダウンロードできます。
本を読まなくてもココからシートをダウンロードするだけで会議の前の頭の整理になりますよ。
https://www.ctp.co.jp/style/facilitation/useful_contents/
「会議ファシリテーション」の基本がイチから身につく本
テクニックを知りたい|話し合いをうまく進める方法
ファシリテーターの道具箱
たくさんのフレームワークが書いてあります。
参考書のように持ち歩いて、場面場面で使えるようにしておくのが良いです。
アイスブレイク入門
こちらはアイスブレイク集です。
アイスブレイクはネタ的な要素が強いので、参加者の属性や人数、時間にあわせて適切なものが選べるようにしておくと良いと思います。
アイスブレイクを使うと一緒に仕事をしている人と新しい発見がありますよ
ファシリテーション・グラフィック―議論を「見える化」する技法
ペンの持ち方から具体的にどのような道具を使えばよいかまで書かれています。
さらにこの本の面白いところは、実際の話している時にファシリテーターは何を考えているかということを、話の流れに沿って順をおって解説してあるところです。
出来上がった議事録(本では模造紙やホワイトボードに記録している)を見るのではなく、議事録がどのように作り上げられていくのかを見ることができます。
投稿者プロフィール
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フリーランスのITコンサルタント として、CIO代行サービスで多くの企業をサポートしています。
企業のIT戦略 立案・実行支援を行い、
ITを活用した情報システム の導入・マネジメント支援しています。
IT利活用 に関して気軽な相談から経営に関わる支援まで幅広く受け付けています。
普段私が仕事をする時にお客様やプロジェクトチームの方々に実際に話している内容をたくさんの方々に届けます。
DX(デジタルトランスフォーメーション)が好きすぎるので「DX王子」と呼ばれています。
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