デジタルトランスフォーメーションの7つの事例をこちらの記事で紹介しています

「テレワークをやめたい」20代が最多で67.4%! を考える

「テレワークをやめたい」20代が最多で67.4%! を考える

スポンサーリンク

【元ネタ】「テレワークをやめたい」20代が最多で67.4%! やめたい理由1位、管理職が失ったもの1位は?

https://news.allabout.co.jp/articles/o/28739/

上記は、2021/5/20にAll Aboutにて掲載されていた記事です。

弊社代表 じゅんさんとともに、なぜテレワークをやめたい20代が多いのかについてもう少し触れていきます。

(office Rootスタッフ)

あなたの会社のリモートワークがうまくいかない理由をいくつか紹介してみます

若年層の方がテレワークにも抵抗感が出ないのではないか?

スタッフ)
こちらは、あしたのチームが5月18日に発表した、「コロナ禍のテレワークと人事の課題」に関する調査結果の統計に関する記事ですが、20代・30代と40代・50代でのテレワーク(リモートワーク)に対しての意識が顕著に出たとも言えます。若年層の方が日頃からITリテラシーが高そうという意味で、テレワークにも抵抗感が出ないのではないかと思いましたが、じゅんさんはどう捉えますか?

じゅん)

私は20代はスマホは使えるがパソコンは使えないのでITリテラシーやスキルはさほど高くないという印象です。

これは一緒にプロジェクトに参加したりお客様企業の新入社員の方とやりとりさせていただく中で持った印象です。

以前は大学のレポートや課題などで当たり前に使っている人たちばかりだと思っていましたが、聞いてみると中にはスマホで作っていたり、手書きで提出していたりと、使わない場面が意外と多いなと感じました。

またパソコンを使っていたとしても一部の限定的な使い方しかしていないため使いこなせてはいないようです。

調べ物やメモ書きは本やノートで行って、提出する清書だけパソコンでするといった感じです。

新入社員の場合、このような状態なのでいきなりテレワークを求められるのはおそらく不安が大きいと考えられます。

オフィスに出社していれば、同期が同じ空間にいて気軽に話せたり、たまたま居合わせた先輩や上司などとランチにいって意外な話を聞けたりして入社前には不安だったことが徐々に解消されてきますがコレがリモートワークだと自分から積極的に会話をしにいかないとなかなかそのような時間は取れません。

社会人1年目でコレが出来る人はなかなかいません。

さらに仕事に慣れてくるはずの2、3年目であっても孤立するケースは多くあると思います

自分の仕事だけをやっていれば問題ないですが、楽しくは無いですよね

問題が起きなければ、聞く必要もないですし、怒られることもない、依頼された仕事を淡々とこなす日々が続くわけです。

リモートワークのプロジェクトにおいて、管理職(上長)がとる対策とは?

スタッフ)
管理職のアンケートの1位に「雑談の機会」が無くなったとなっております。企業によってはリモートワークが主流になりつつある昨今におけるコミュニケーションに苦しんでいることが見受けられますが、じゅんさんが今まで経験されたリモートワークのプロジェクトにおいて、管理職(上長)の方は、どのような対策を取られていましたか?

じゅん)

コレはリモートワークが一気に進んだ2020年に多く発生しました。

私が参画させていただいたプロジェクトでは、雑談チャットルームやオンラインツールの常時接続、リモート飲み会、スケジュール表を共有して集中時間・雑談ok時間・休憩中などを登録しておいて状態がわかるようにしておく

などの取り組みをしました

わたしから提案したものもあれば、チーム内やお客様から声が上がったもの、すでに導入されていた取り組みなどざまざまります

中には当然うまくいっていないケースもあります。「コミュニケーションがうまくいかない」という悩みをもってうまく解決する場合と解決しない場合の違いは何かというと、

自分たちに合ったコミュニケーションの取り方を合意形成して納得しているか?

という点につきると思います

うまくいかないケースは

ツールやルールを単純に導入するケースです

例えば

・朝9:00にミーティングを行うので参加すること

・30分おきに報告すること

・一週間に一度1on1を実施すること

・出社時刻になったらzoomにログインして接続しっぱなしにすること

コレってリモートワークじゃなくてもうまくいかないですよねw

管理者がメンバーやチームを見ていない証拠です。

会社全体になるとこう言ったルールがあって従わなければならない事はたくさんあるはずです。

しかし、そのルールに従いながら自分たちの部やグループ、チームはどうしていくかという方針や内部ルールを合意形成しながらコミュニケーションをとっていくことでうまく行くはずです

バーチャルオフィスで悩みは解決する?

スタッフ)
最近バーチャルオフィスのサービスも複数リリースされておりますが、バーチャルオフィスではテレワークをやめたいという思いや、雑談ができないといった思いを解消することに繋がるのでしょうか?

じゅん)

バーチャルオフィスのサービスで注目しているのはNeWorkというサービスです

これはオフィスに出社するように常時ログインしておくのですが、画面の内容もオフィスにいるように動き回ったり、気軽に話しかけて雑談したり、集中モードで作業したりといったことができます

テレワークによってコミュニケーションが少なくなったり、雑談ができないという問題を解消することにつながると思います。

https://nework.app/top

テレワークか、オフィス勤務か、という話じゃなく両方できる環境を整えることが大事!|じゅんさんのコメント

毎日通勤、毎日テレワーク、毎日毎日同じことを繰り返していると刺激を求めたくなるものです。

テレワークが定着する前は、通勤が嫌だ、満員電車が嫌だと良い、テレワークが始まると、一人が嫌だ、雑談ができないのが辛い、と言い出すのです。

この手の話はすべてが同じで、どちらかを取ろうとするから起きる問題です。

・紙の本か、電子書籍か?

・システム手帳か、スマホか?

・パソコンか、タブレットか?

・Windowsか、Macか?

・テレワークか、オフィス勤務か?

新しいことがでてくると必ずこの議論になります。そんな時私はいつも思います。

どちらかを取るのではなく、どちらも取ればいいじゃん!と。

「そんなの無理」と思ったあなた。

その考えが、思考を止めています。

その答えを考えたり、解決策を提案したりして試行錯誤することこそ重要です。

どこかの会社がやっているからやってみたり、本に書いているからそのままやってみたり、なにも振り返らずに改善しようとせずに新しい手法を取り入れては捨て、を繰り返していくだけです。

自分の置かれた環境を改善していくにはどのような行動をすればよいか?という考えで行動してみましょう。

まだまだやれることはあるはずです。

投稿者プロフィール

じゅん
じゅんプロジェクトファシリテーター
フリーランスのITコンサルタント として、CIO代行サービスで多くの企業をサポートしています。
企業のIT戦略 立案・実行支援を行い、
ITを活用した情報システム の導入・マネジメント支援しています。
IT利活用 に関して気軽な相談から経営に関わる支援まで幅広く受け付けています。

普段私が仕事をする時にお客様やプロジェクトチームの方々に実際に話している内容をたくさんの方々に届けます。

DX(デジタルトランスフォーメーション)が好きすぎるので「DX王子」と呼ばれています。

フリーランス協業パートナー(PMO、ITコンサルタント)を募集しています

CTA-IMAGE 弊社代表はフリーランスとして大手SIer、国内外大手コンサルティング会社とのプロジェクトを多数行ってまいりました。現在、お答えできないほどの支援依頼が来ている状態です。 そこで、お客様のプロジェクト推進を支援していただくために協業パートナーを募集中です。 当社に依頼のある案件は、コンサル案件、PM/PMO案件が中心です。(一部ITエンジニアリング案件もあり) DX、システム導入、BPRなどさまざまな目的のプロジェクトを成功に導くために適切に管理し、推進していくためにPMOとして支援していただきます。 単にプロジェクトメンバになるだけでなく、プロジェクト推進の中心的存在になり自ら推進していただきます。

ニュースカテゴリの最新記事