デジタルトランスフォーメーションの7つの事例をこちらの記事で紹介しています

【ニュースの深堀り】DXを成功させるカギは「ファシリテーション能力」を持つ人材である理由を考える

【ニュースの深堀り】DXを成功させるカギは「ファシリテーション能力」を持つ人材である理由を考える

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【元ネタ】DXを成功させるカギは「ファシリテーション能力」を持つ人材である理由

https://diamond.jp/articles/-/268148

DXとファシリテーションは、なぜ関係がある?

上記は、2021/04/30にダイアモンドオンラインにて掲載されていた記事です。
弊社代表 じゅんさんとともに、DXとファシリテーションについてもう少し触れていきます。
(office Rootスタッフ)


スタッフ)
今DXやBXといったワードが多く飛び交っておりますが、そもそも何故昨今のコロナ禍で、DXのニーズがここまで多いのでしょうか。

じゅん)
「オフィスに出社して仕事をする」「人との接触を控えながら仕事をしなければならない」という仕事をする上で当たり前のやり方が通用しないという状況がニーズが高まっている要因かと思います。
半分以上は「必要に迫られて」というのが正直なところかと思いますが、「時間をかけて頑張る」という根性論ではどうにもできないことが業務の見直しを必要としているデジタルトランスフォーメーションに直結していると考えられます。


スタッフ)
当該記事では「ファシリテーション」がキーポイントとなっており、DXと言えば、何か新しいツールの導入などを思い浮かべることが多いと思いますが、何故ファシリテーションがDXを成功させるカギなのでしょうか。専門家であるじゅんさんのご意見・ご知見を伺いたいです。

じゅん)
ツールやシステムは導入しただけではほとんどデジタルトランスフォーメーションはうまくいきません。理由はシステムを使うのが人間だからです。ほとんどのビジネスはどこかで人間が介入します。
システムやツールを使う人間がシステムを使いこなし、業務の連携が強化されなければいけないからです。
そこで働く人同士を噛み合わせ、深い相互理解を促すことで自社が求めているデジタルトランスフォーメーションを実行することができるはずです。
そのときに必要になってくるのがファシリテーションです。


スタッフ)
ファシリテーションというと、どうしてもPMOやコンサルタントが担うイメージがありますが、何故じゅんさんのようなエンジニア出身のファシリテーターがファシリテーターとして活躍する機会が多いのでしょうか?

じゅん)
PMO・コンサルタントは管理・全体推進には力を発揮します。
しかし、デジタルトランスフォーメーションは情報システムと深く関係があり、システムと人間がいかにシームレスに連携していくかが重要になります。
エンジニア出身であればシステムの内部の処理まで深く理解可能であるので、業務全体を理解しつつ、システム化にかかる期間やコストなどの交渉を内部エンジニアやシステムベンダーと直接会話ができます。
エンジニア出身でファシリテーターを担うことは、システムの内部を理解しながらビジネス全体を推進できるため活躍できる機会はこれからどんどん増えてきます。


スタッフ)
今後プロジェクトやミーティングのファシリテーターとして活躍していくことを目指す方にとって、必要な知識・磨くべきスキルや使いこなすべきツールなど、じゅんさんのアドバイスを伺いたいです。

じゅん)
「ファシリテーター」という役割のイメージができない方から、具体的な進め方やツールに関して、私自身はすべて本から得ることができると考えています。
下記の記事に私が実際に読んで活用している本をまとめているので参考にしてみてください。
さらに、本を読んだ後は、すぐに現在の仕事に使ってみてください。

また、私がプロジェクトに参画する際にプロジェクトメンバにお話させていただいている内容も下記の記事にまとめてあります。こちらをお読みいただいたり、実際にプロジェクトメンバにリンクを共有して共通認識をもつなとして活用いただければと思います。

初めに話すこと|タックマンモデル

二番目に話すこと|ジョハリの窓

当ブログで読まれているDX関係の記事

プロジェクトファシリテーター じゅんさんのコメント

DX推進というと、独創的な発想、圧倒的なリーダーシップ、ITに関する深い知識が必要と思われるかもしれません。
DXは一人で行うものではありません。社内だけにとどまらず、取引先などの関係者との連携も必要になってくるケースもあります。よって、カギとなるのは「ファシリテーション力」というニュース記事の内容は大変共感できます。

私はプロジェクトマネジメントに注力してきた2010年頃から「ファシリテーション」を意識して仕事をしてきました。「管理」というと規則正しく、嫌がられることをプロジェクトメンバーに強いることをイメージすると思いますが、このファシリテーションを活用したチームビルディング、プロジェクト推進を行うと、プロジェクトが活性化し、活き活きとチームが機能しだします。

これはシステム開発プロジェクトに限らず、もっと幅広いプロジェクトに適用できます。
このファシリテーションはある程度の学習と経験によって身につけることができます。
私がこれまで読んだ本をいくつか紹介するので、本を読むだけでもイメージがわくと思います。

ニュース記事の中では向いている/向いていないという表現を使っていますが、性格的な部分に関してはなかなか変えることは難しいです。なので、自分が発言する言葉や行動をちょっとずつ変えるだけで十分に効果がでてくるはずです。

投稿者プロフィール

じゅん
じゅんプロジェクトファシリテーター
フリーランスのITコンサルタント として、CIO代行サービスで多くの企業をサポートしています。
企業のIT戦略 立案・実行支援を行い、
ITを活用した情報システム の導入・マネジメント支援しています。
IT利活用 に関して気軽な相談から経営に関わる支援まで幅広く受け付けています。

普段私が仕事をする時にお客様やプロジェクトチームの方々に実際に話している内容をたくさんの方々に届けます。

DX(デジタルトランスフォーメーション)が好きすぎるので「DX王子」と呼ばれています。

フリーランス協業パートナー(PMO、ITコンサルタント)を募集しています

CTA-IMAGE 弊社代表はフリーランスとして大手SIer、国内外大手コンサルティング会社とのプロジェクトを多数行ってまいりました。現在、お答えできないほどの支援依頼が来ている状態です。 そこで、お客様のプロジェクト推進を支援していただくために協業パートナーを募集中です。 当社に依頼のある案件は、コンサル案件、PM/PMO案件が中心です。(一部ITエンジニアリング案件もあり) DX、システム導入、BPRなどさまざまな目的のプロジェクトを成功に導くために適切に管理し、推進していくためにPMOとして支援していただきます。 単にプロジェクトメンバになるだけでなく、プロジェクト推進の中心的存在になり自ら推進していただきます。

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