デジタルトランスフォーメーションの7つの事例をこちらの記事で紹介しています

「フリーランスのリスク 就職控えた若者向け冊子に記載」を考える

「フリーランスのリスク 就職控えた若者向け冊子に記載」を考える

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【元ネタ】フリーランスのリスク 就職控えた若者向け冊子に記載へ

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210521/k10013042701000.html

上記は、2021/5/21にNHK ニュースにて掲載されていた記事です。
弊社代表 じゅんさんとともに、フリーランスのリスクについてもう少し触れていきます。
(office Rootスタッフ)

フリーランスの苦労やリスクを回避する方法は?

フリーランスとして苦労する点は?

スタッフ)
じゅんさんも長くフリーランスとして活躍されてきたと思いますが、フリーランスとして独立されて一番苦労された点はどういったところが思い浮かぶでしょうか?

じゅん)
お金周りのやりくりですね。
売り上げと経費を見ながら、確定申告などの事業に関する税金と住民税などの個人に関する税金のバランスを考えないといけません。

会社員をしているときは、営業部門、製造・サービス部門、経理部門、と別れていることがほとんどなので、売上のことは営業部門、経費のことは経理部門、さらに個人の税金計算に関しては、人事・労務部門が考えれば良いと思っている方がほとんどです。

もしくは、そもそもそんなことを考えもしません。

フリーランスになりたての方と話をすると、税金の仕組みや自分の売上や経費がどのくらいなのかを把握していない方も多くいます。
売上や経費、税金の状態がどのくらいということを管理する前に、自分がどのような状態になっているかも把握していないという感じです。

私が、フリーランスになりたてのときは、お金の知識が全く無かったので、税務署に足を運んで、無料のセミナーを紹介してもらいながら勉強してきました。当時は、エクセルや専用ソフトで計算をするのが主流でしたが、現在は、クラウド会計があるので、freeeやマネーフォワードを使って簡単に自分のお金の状況を把握することができます。

ですので、今フリーランスをしていて、「家計簿をつける」とか「帳簿をつける」という表現をしている人は、時代遅れなことをしている認識を持つことから始めないといけないかもしれません。

ちなみに私がフリーランスの時に使用していたのは、マネーフォワードです。
理由は、個人の資産管理と事業の帳簿が同時に管理できるからです。

フリーランスの場合は、公私混同しがちですが、マネーフォワードを使って、個人と事業をはっきりと分けつつ、連動させた管理ができるので便利です。

長時間労働を回避する工夫とは?

スタッフ)
フリーランスはどうしても長時間労働になってしまう点が問題視されていますが、長時間労働を避けるためにじゅんさんが行われていた工夫などございましたら、ぜひこの記事を見ているフリーランスの方へ教えて頂けないでしょうか?

じゅん)

オンオフの切り替えです!

という答えはよく見かけますが、これはフリーランスをやっている方であればトライしたことあると思いますがうまく行きませんww
なぜなら仕事が頭から離れないからですw

フリーランスをする方は仕事そのものが好きということもあり、24時間そのことを考えても苦にならないタイプの人が多いですwまた、フリーランスは労働基準法の対象に入らず、事業主なので自分自身で管理して仕事をしなければなりません。

この「好きなことを好きなだけできる」という表現は一見すると素敵な表現に聞こえますが、行き過ぎると破綻します。フリーランスは定年もなく、死ぬまで続けることができます。

自由になりたい!定年まで働き続けるのが嫌だ!と思ってフリーランスになったにも関わらず、好きなはずの仕事を一生続けることになります。しかも24時間労働のまま。

これでは数年で破綻してしまうので、おすすめしません。

では、おすすめはなにか?というと、

ひとつひとつの作業スピードを上げることです。
あなたがしている仕事の中で、同じことを繰り返している作業が多くあるはずです。
仕事が好きな場合は、常に頭からそのことが離れないので、通常約束している期日よりも何倍も早く仕上げることができるように工夫しましょう。
そうすると時間的に余裕ができ、やらなきゃいけない仕事は終わっているので、オンオフを切り替えやすくなります。

パソコンを使って仕事をしている人は、以下の記事を参考にしてみてください。

また、時間に余裕がなかったり、毎日仕事に追われている方は、「木こりの話」の記事も参考にしてみてください。

office RootのPMOやITエンジニア案件はフリーランスリスクをかなり下げてくれる

スタッフ)
弊社からご案内・ご紹介しているPMOやITエンジニアの案件においては、こういったフリーランスのリスクを感じにくいのではないかと思いますが、じゅんさんはどうお考えでしょうか。

じゅん)
個人のスキルが十分にあることが前提条件にはなりますが、フリーランスの方が一般的に心配される売り上げ確保のリスクはかなり低いと思います。

売上確保のリスクを回避できる

PMO案件の場合はプロジェクトマネジメントの支援になるため1年、2年の支援になることもあります

もし、この記事を見ている方で短期間のプロジェクトしか経験したことのない方は、規模が小さいか、特定の領域のみの仕事という認識を持たれたほうが良いです。

自分自身のスキルアップが必要になりますが、例えばシステム開発においても、テスト工程しかできない、●●言語(プログラミング言語)の開発しかできない、という方は、その作業工程の間しか必要ないのです。
つまり、その作業工程の期間が終われば契約終了です。

一方で、PMO案件やITエンジニアでも開発リーダーやシステムアーキテクチャ構想を支援するプロジェクトの場合だと、計画・要件定義の段階から携わることになるので、必然的に長期になります。

これだけで、毎月の売上を確保しなければならいという精神的な不安から開放されて、業務に集中できます。

税金などのお金に関する知識の補填

私自身が10年以上、税理士に任せずに自分自身で帳簿、決算書の作成を行ってきたので、手続きの仕方、複式簿記の帳簿の付け方、仕訳の仕方、考え方を当事者視点でお伝えすることができます。

税金の話というと税理士さんに相談と思いがちですが、手続き面や税金に関するテクニックは教えてもらえますが、あなた自身のキャリアや仕事の仕方を考慮したアドバイスはほとんどもらえません。

税理士の方にアドバイスをもらったり、経理処理をアウトソースするのは良いですが、なんでもかんでも相談すれば解決すると思わないほうが良いです。

その反面、office Rootは私を始め、フリーランスとして仕事をしている人ばかりなので、当事者から話を聞くことができ、状況に合わせた意見やアドバイスをもらうことができます。

長時間労働の回避&作業スピード爆上げのアドバスとテクニックの共有

プロジェクトが炎上していたり、過渡期になっているときは、どうしても長時間になってしまうことがあります。

しかし、慢性的に長時間労働になっている、お客様から強要されるといった場合は、office Rootとしてお客様への提言や提案を積極的に行っています。フリーランスだからといって、すべて1人でやる必要はなく、チームとして対応するようにしております。

ただし、
自身での改善や作業スピードアップなどの努力は必要です。
長時間労働になっている原因を自分自身で見つけ、他の人が、4時間かかる作業を10分で終わらせるというような工夫や提案ができるようにしなければなりません。

そのようなテクニックがたくさんあるので、随時アドバイスさせていただきます。

事業主として責任を持った行動をしてもらうためのマインドセット伝授

フリーランスは、正式には個人事業主と表現されます。事業主です。
誰かに雇用されているわけではなく、自分自身で事業を行っている事業主です。

会社員からフリーランスになったばかりの方は、この意識を変えることにまずは苦労するはずです。
会社員の場合は、会社がリスクと取ってもらい、保証を受けることができます。
(有給休暇があったり、労災があったり、仕事でミスしても上司がカバーしてもらえるといった具合です。)

しかし、事業主の場合は、すべての行動があなた自身の責任になります。
売上が上がらない、経費を使いすぎてる、税金を払えていない、お客様に適切なサービスを提供できていない。
これらはすべて、事業主であるあなたの責任です。

さらに、会社員であれば、先のようなことは上司から教えてもらえます。
「こーしろ」「あーしろ」と会社員時代は「うるさい上司だな」と思って嫌がっていたかもしれませんが、フリーランスになれば誰も言ってくれなくなります。

考え方や行動がとても大事になるので、このような点に関してもフォローしていきます。

協業パートナー募集

フリーランスは一人で仕事をしなければならず、大変で孤独です。
私自身10年以上一人でおこなってきました。
現在、私のもとに数多くのお仕事の依頼が来ております。

もしあなたが、PMO・ITコンサルといったような経験があり、フリーランスとして活動しているのであれば、ぜひ協業パートナーになりませんか?
また、現在会社員で独立を考えている方であっても、スキルや経験が十分であればフリーランスとして活動をスタートすることが可能です。

下記より気軽にご連絡ください。オンラインミーティングでお話しましょう!

自力で社会を渡っていけるフリーランスになれ!!

フリーランスで仕事をしている人は世の中に数多くいます。
芸能人、モデル、アーティスト、Youtuber、スポーツ選手、ほとんどが個人事業主です。
残念ながら、おそらく本人たちもよく理解していないケースが多いくらい、知識を持っていないのが現状です。

自分がどのような雇用形態や契約形態で仕事をしているのかわからない状態では事業主と呼べません。
知識をつけて仕事ができるフリーランスになりましょう。

高校卒業後に就職する学生などの学校教育でもするべき

現在あなたが学生であれば、「社会で働く」という知識を身につけるべきです。
「大学に進学するお金が無いから就職」「就職先が無いからアルバイト」という単純な考えや多くの人が言っていることを鵜呑みにして、働こうとしていませんか?

自分自身で、情報を取得して、噛み砕いて理解して、仕事をしましょう。

学校教育の社会の授業の中でもこのような話題はすると思いますが、授業で実際に聞いているときは、どこか他人事になっていることが多いので、実際自分がその状況になった時に改めて勉強するようにしましょう。

ちなみに、大人になっても勉強は必要です。
「勉強したくないから働く」といった発想は止めたほうが良いと思います。
また、「働くようになったら勉強しなくていいんだよ」という大人がいたら、全力で無視してOKです。

その人についていっても何も良いことはありません。

【厚生労働省 Webページ】知って役立つ労働法~働くときに必要な基礎知識~

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudouzenpan/roudouhou/index.html

英語版、中国語版、ベトナム語版もあるので、外国籍で日本語に自身のない方でも読めるようになっています。

投稿者プロフィール

じゅん
じゅんプロジェクトファシリテーター
フリーランスのITコンサルタント として、CIO代行サービスで多くの企業をサポートしています。
企業のIT戦略 立案・実行支援を行い、
ITを活用した情報システム の導入・マネジメント支援しています。
IT利活用 に関して気軽な相談から経営に関わる支援まで幅広く受け付けています。

普段私が仕事をする時にお客様やプロジェクトチームの方々に実際に話している内容をたくさんの方々に届けます。

DX(デジタルトランスフォーメーション)が好きすぎるので「DX王子」と呼ばれています。

フリーランス協業パートナー(PMO、ITコンサルタント)を募集しています

CTA-IMAGE 弊社代表はフリーランスとして大手SIer、国内外大手コンサルティング会社とのプロジェクトを多数行ってまいりました。現在、お答えできないほどの支援依頼が来ている状態です。 そこで、お客様のプロジェクト推進を支援していただくために協業パートナーを募集中です。 当社に依頼のある案件は、コンサル案件、PM/PMO案件が中心です。(一部ITエンジニアリング案件もあり) DX、システム導入、BPRなどさまざまな目的のプロジェクトを成功に導くために適切に管理し、推進していくためにPMOとして支援していただきます。 単にプロジェクトメンバになるだけでなく、プロジェクト推進の中心的存在になり自ら推進していただきます。

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