デジタルトランスフォーメーションの7つの事例をこちらの記事で紹介しています

まだそんなことやってるんですか?DXの失敗6事例

まだそんなことやってるんですか?DXの失敗6事例

プロジェクトファシリテーターのじゅんです。
さまざまな企業に対してCIO代行という形で、デジタルトランスフォーメーションの推進のお手伝いをすることが多い私ですが、企業の方とお話しする中でよく耳にするDXの失敗事例を紹介したいと思います。

今回紹介する事例は、ある程度の規模があり、情報システム部が一定の人数存在している企業に多い例です。このような事例はなかなか外には言いたがらないですし、成功事例であっても実は話を聞くとこーいうことが、という話題がでてくることがあります。

実際にその会社がそれでうまく回っているのであれば良いのですが、せっかくデジタルトランスフォーメーションをするのであれば、今回紹介する事例のようにならないためにも、あなたの会社がこんな風になっていないかを改めて振り返ってみましょう。

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我が社やってますよ!DX

1.名前だけ変えましたDX

このケースは2つあります。

まずは、組織名を変えただけのケースです。
例をあげますと、元々「情報システム企画部門」のような名前だった部門を「情報システムDX推進部門」変えたという話を聞きました。

業務の内容を詳しく聞いてみると、案件の管理と予算の管理、外注ベンダーの契約管理をしているそうです。

それって企画ですらないですよね・・・それに加えてDX推進って。。。

2つ目は、案件名を変えるけーすです。元々「受発注システム電子化案件」という名前でFAXや郵送の紙を中心とした業務を電子化するという案件でしたが、案件が長期化しており期が変わるタイミングで、「社内システムDX案件」という名前に変更されたそうです。

対象の範囲がしれっと広がったのに加え、DX案件という具体性のない案件名になったことで案件の進み具合がより心配になりそうな案件です。

2.結局なんにもしてないDX

データやサービスのデジタル化をしないタイプのDXです。つまり、なんもやってねーじゃんってヤツです。

このケースは、トップや経営層が理想を語るだけが多いです。例えば、

「我が社は、デジタルをイノベーションしていきます!」
「全社員がオープンポジションとしてデジタルトランスフォーメーションを推進してまいります!」

は? なにそれ? で?

と思うわけですよ。まぁ当然直接的な表現はしませんが、具体的に聞くと、施策や取り組みは一切でてこないんですよね。上っ面の耳障りのいい言葉を並べてるだけです。

おしいよ!DX

3.デジタル化しただけDX

こちらは、デジタル化だけでサービスや業務フローは昔のままというケースです。

我が社のDXとりくみは、RPAを導入しました!紙の内容をOCRで読み取って自動化されています!

それ、DXじゃないから・・・・ただの業務改善です。

このケースはただ製品導入しただけです。業務プロセスの見直しはしていないですし、誤入力がなくなったかもしれないですが、デジタルデータをどんな風に活用するか?ということに関しては考えられていませんでした。

人件費が減ったり、コスト削減になって喜んでるのはいいですが、それがDXではありません。
しかし、全くしないよりはマシで、空いた人員や削減されたコストをDXへの投資に回していけば十分に価値創造ができる可能性を秘めています。

4.試行(PoC)ばっかりのDX

こちらは、PoCばかりを行なって全面・全社導入や本格的なサービスローンチに至らないケースです。

技術選定のために試行錯誤を行うことはすごくいいことです。しかし、トライアルをやることに満足してしまっている場合が多いです。

これってよく聞くと、トップが「AIを使ってなんかしろ!」「うちもIoTで何かできないか?」という指示や投げかけだけで、あとは、従業員が考えるといったことになっていることが多いです。
このような時はプロジェクトメンバーが迷走しています。

そして、こんな発言が多くなります。
 ・トップの言ってることわかんないなぁ〜
 ・ころころ言うこと変わるからな〜
 ・俺たちは言われたことはやっている!

DXをやること自体は全社方針としてあるケースが多いので、具体的にどのように進めていくか?事業として何を求めるかという経営判断や経営計画が必要です。

なんでそーなった!?DX

5.めんどくさくなってんだけどDX

DXしたら手間が増えたというケースです。そんなことあるのか?と思うかもしれませんので例を 紹介します。

各部署に点在しているデータを集約してマーケティングデータとして活用して経営判断に役立てよう!と張り切って始めました。

プロジェクトを進めると、既存のシステムがレガシーだったり、データベースが理解できない状態が続き、新しく作った方が早いね。という流れになり、二重にデータを登録(手動もしくは自動ツールを作る場合は別途費用が発生)するような仕組みにしてしまった。

その結果、各システムの運用担当者は既存の業務に加えて新しく作ったマーケティングデータを処理するシステムにデータを流し込むという作業が増えるという結果になってしまった。

自動で流せるようにすればいいじゃんという意見もあると思いますが、1、2部署の話ではなく、10、20部署ある話になると、ウチは手動でやりますよ!という部長判断でスタッフが苦しむというケースは結構多いです。そのぐらいだったら暇な〇〇さんがいるよ!みたいな感じで。

6.あれ?レガシーに戻ってない?DX

最後は、レガシー刷新のつもりがレガシーに戻るケースです。

せっかくやるんだから!という悪魔の言葉が多く飛び交い、SaaSのシステムを使う予定がいつのまにか、カスタマイズが多く入ってしまって結局自社のシステムとしてオンプレミスで構築することになってしまい、それに加えて、社内のプロジェクトメンバーが技術に詳しくて柔軟に様々な機能を盛り込んで使いやすくしてくれて始めはプロジェクト成功か!と盛りあがりました。

しかし、のちの状況を聞く機会があって話を聞くと、作ったシステムの様々な機能は担当したプロジェクトメンバー以外はメンテナンスできない状態になってしまっていたとのことです。

ん〜〜それってレガシーに戻ってるような・・・

本日の提案|以下の6つにちょっとでも当てはまったらDXをもう一度考え直してみましょう

我が社やってますよ!DX

1.名前だけ変えましたDX
2.結局なんにもしてないDX

おしいよ!DX

3.デジタル化しただけDX
4.試行(PoC)ばっかりのDX

なんでそーなった!?DX

5.めんどくさくなってんだけどDX
6.あれ?レガシーに戻ってない?DX

じゃぁどうすればいいの?

本ブログにてDXに関する記事を紹介しているので参考にしてみてください

投稿者プロフィール

じゅん
じゅんプロジェクトファシリテーター
フリーランスのITコンサルタント として、CIO代行サービスで多くの企業をサポートしています。
企業のIT戦略 立案・実行支援を行い、
ITを活用した情報システム の導入・マネジメント支援しています。
IT利活用 に関して気軽な相談から経営に関わる支援まで幅広く受け付けています。

普段私が仕事をする時にお客様やプロジェクトチームの方々に実際に話している内容をたくさんの方々に届けます。

DX(デジタルトランスフォーメーション)が好きすぎるので「DX王子」と呼ばれています。

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