デジタルトランスフォーメーションの7つの事例をこちらの記事で紹介しています

IT投資金額の目安を知ってますか?ITにどれくらいお金をかければ良いかをお教えします。

IT投資金額の目安を知ってますか?ITにどれくらいお金をかければ良いかをお教えします。

スポンサーリンク

IT投資金額の目安は、売上高の1%です

私のブログではデジタルトランスフォーメーションを勧めていますが、その際に必ずIT投資が必要になってきます。
ITにお金をかけるのはわかったが、今までITに投資をしてこなかった企業にとって、どのくらいの金額を投資しすればよいのかの目安を知りたいという声をいただきます。
その時に私は、

売上高の1%を目安にIT投資をしてくだい。

とお答えするようにしています。
これはお相手の企業の情報を全くいただいていない状態で行えするので本当に目安ですが、これからIT投資を始めようとする場合は参考になると思います。

売上高1億円の企業の場合は、100万円をIT投資にあてるという感じになります。

対売上高IT予算

平均値[%]中央値[%]
全体1.210.60
建築土木0.490.38
素材製造0.750.53
機械製造0.670.56
商社流通0.730.50
金融7.826.43
社会インフラ1.180.80
サービス1.250.60

出典:日本情報システム・ユーザー協会「企業IT要員動向調査報告書2016」

先程の売上高の1%という数字ですが、全く根拠が無いわけではなく、上表のように調査報告として公開されている情報からお答えしている内容になります。

業種別に平均値と中央値が出ているので参考にしてみてください。もちろん同じ業種でも性格の異なる企業や複数業種に該当する企業などあると思いますが、目安としてご覧ください。

金融は他の業界に比べて投資額は高い

上表を見ると金融業界の比率が多いと感じられますが、これは他の業種の平均的な企業よりも収益性が高く、企業寿命が長い傾向にあるからということです。
また、金融に関しては業界の性質上、高度なセキュリティやシステムの高品質化が求められることからIT予算が多く取られていることも考えられます。

一人あたりIT予算

平均値[万円]
全体141.3
建築土木47.7
素材製造93.3
機械製造122.5
商社流通107.7
金融366.8
社会インフラ209.0
サービス36.0

出典:日本情報システム・ユーザー協会「企業IT要員動向調査報告書2016」

最近では、SaaSが増えてきていることもあり、1人あたりのIT予算を算出しやすくなりました。
同じ事業内でもITを積極的に使用する部署と使用しない部署に分かれる場合もありますが、従業員一人あたりのIT予算も意識する場合に参考にしてください。

IT予算要員比率

平均値[%]
全体2.9
建築土木2.0
素材製造2.6
機械製造2.3
商社流通3.3
金融4.1
社会インフラ3.8
サービス2.7

出典:日本情報システム・ユーザー協会「企業IT要員動向調査報告書2016」

IT要員=IT部門の要員+事業部門のIT要員+情報子会社のIT要員(外販要員を除く)

IT投資を行い、IT要員が増えてくると企業内に情報システム部門(IT部門)を組織することになってくると思います。
組織構築の際の全従業員に対するIT要員の比率です。

イメージとすれば、従業員が100名の企業であれば、3名が情報システム部門という組織構成になります。

実際は工数比率の方が現実的です。

上記の表のようにIT予算要員という形で専属でIT投資に携わる業務を行うことはあまりありません。
実際に私が算出したり、KPIにしたりする数値は、IT投資プロジェクトに携わった時間数を収集し、その割合をみるということです。

前述の従業員が100名の企業の場合、3名が情報システム部門という書き方をしましたが、
実際は3名の従業員を専属で情報システム部門に配属するということはないと思います。
それよりも、10人や20人の従業員がちょっとずつ携わるということのほうが業務の進め方としては現実的です。

ですので、目安としては、従業員100人の企業の場合、3人分の時間をIT投資の施策にかけられるという計算になるので、

160時間/月 × 3人 = 480時間/月

となります。これらの時間をIT投資を行った際のシステム導入に費やす時間やシステム運用に費やす時間に割り当てるのです。

大きな企業イノベーションが必要な場合には思い切った投資が必要

今回紹介した数値はIT投資の参考値として紹介しました。
日々業務を行う上でITの活用は必要不可欠ですが、どれくらい費用をかければ良いかという目安になれば幸いです。

IT投資を行なっていき、企業が拡大してくると、企業イノベーションが必要になってきます。

具体的には、従業員が100人の時にはうまく行っていた業務フローが 500人になった時、1000人になった時では、機能しなくなる場面が出てきます。そのような場面では自社の業務フローの見直しに合わせてシステムの刷新が必要になってきます。

また、最新技術が登場し、世の中のスピードについて行く、もしくは業界の先発優位を築くと経営判断した際などがこれに該当します。

このような場合には思い切った投資を行なった上で、企業を成長させる場面がでてきます。
その状況は企業によってさまざまですので、経営計画内にてプロジェクト化することで予算を決めて投資する必要がでてきます。

本日の提案|IT投資金額の目安っていくら?

IT投資額の目安は売上高の1%

業界別にIT投資予算が異なるので参考にする

大きな企業イノベーションが必要な場合には思い切った投資が必要

投稿者プロフィール

じゅん
じゅんプロジェクトファシリテーター
フリーランスのITコンサルタント として、CIO代行サービスで多くの企業をサポートしています。
企業のIT戦略 立案・実行支援を行い、
ITを活用した情報システム の導入・マネジメント支援しています。
IT利活用 に関して気軽な相談から経営に関わる支援まで幅広く受け付けています。

普段私が仕事をする時にお客様やプロジェクトチームの方々に実際に話している内容をたくさんの方々に届けます。

DX(デジタルトランスフォーメーション)が好きすぎるので「DX王子」と呼ばれています。

どうすればIT企業レベルのIT活用ができるかの「答え」をお教えします

CTA-IMAGE この無料オンライン相談では、 ・ 導入しているITツールをフル活用する方法 ・ IT活用を進める方法 ・ 会社全体のIT活用をどこから手を付ければよいかの答え など、IT企業レベルのIT活用をするにはどうしたら良いかについてお伝えします。 オンラインミーティングで60分お話できます

デジタルトランスフォーメーションカテゴリの最新記事